発達障害考察本-31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法-

看護

おはようございます。

10月は毎週6連勤+用事が入っていたのですが、ようやく終わりました。(31日も仕事でした)

ほぼ働いた記憶しかないです。ちゃんとお金は出るので文句はないですが、この働き方をずっと続けたら体壊しそうです。

今日も歯医者やら買い物やら用事が入っているので、ちゃんとお休みを取ってる感はないです(笑)

11月も仕事してたら過ぎ去ってそうです。あっという間に今年も終わりに近づいていますね。

ではタイトル回収しましょう。

ASD当事者が書いた薬を使わずにコミュ障を改善するための本

Amazonprimeリーディングで、『発達障害考察本-31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法-』を読みました。

Amazon.co.jp: 発達障害考察本: 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法 eBook : 来未炳吾, 蓮根印: 本

あらすじを説明すると、幼少期から空気の読めなかった著者が失敗続きの人生の中で自分の特性・改善法に気づき、31歳の時にようやく

医療機関で自閉症スペクトラム障害の診断を受けるというお話です。

文章を読んだ感じでは、ASD+ADHDで不注意・多動・衝動性いずれも強めといった印象

今まで読んだ当事者系の本では、読者の為か本人なりの配慮か、症状がひどいと思われる方でも書き方はマイルドな事が多かったです。

しかし、この本では著者が経験したことがほぼそのまま書いてあります

『家が自己破産したことをきっかけに一人暮らしを始めますが、私はその生活の中で、ストーカーになってしまいました。』

なんてことが赤裸々に書いてます。

以前紹介した、『毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で(本当にあった笑える話)』

イラストとギャグを交えて面白おかしく症状を話されてましたが、こちらは淡々とあったことを書き留めてあるので、

読むほうも共感性羞恥というか、『うわぁ・・・』という気持ちになります。

最初に著者の経歴が続いた後に、具体的なコミュ障(発達特性によって起こる症状)の改善方法が書いてあります。

著者がいう所の『感覚の改善法』というもので、その1はメモ用紙とペンが必要になります。

感覚を改善する脳の使い方を習得しよう!

↑も著者が書いたままのタイトルです。

最初に『不注意を起こしやすい感覚』『不注意を起こしにくい感覚』を別々に体験しましょうということで、テストのようなことを行います。

このAの方が、早く最後まで書き起こせたけど、書き損じも多かった『不注意を起こしやすい感覚』

Bが、1文字ずつ書くために時間はかかるが、正確な結果が得やすい『不注意を起こしにくい感覚』ということです。

著者によると、定型(発達障害でない方)は通常時の感覚が感覚Bであり、発達障害者は感覚Aだとしています

言いたいことは何となく分かります。

そして、発達障害者が感覚Aを身に付けるためには、日常生活で体を動かす時は、感覚Bをイメージしながら

『コマ送り』で動作を行うように、と紹介しています。

通常は1回動くだけで済ませる動作を、何十~何百にも分割するような意識で行うとのこと。

慣れてきたら頭の中だけで動作の分割をイメージして、コマ送りの速度ではなく通常の速度の動作に戻す。

この感覚が自然になれば、自分の意識にいつでもブレーキをかけることが出来るということです。

試しにやってみたんですが、そんな都合よく上手く行くなら今まで苦労してないわけで…

ただ、行動や予定の細分化というのはADHD対策の中では有名な方法の1つとして認知されています。

この本では他にもコミュ障の改善方法としていくつかの方法が載っていますが、全部書くとかなり長いので、

後はぜひ本を読んでみて下さい。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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