こんばんは。Kです。
私は今年になって投資を始めたんですが、つい昨日持っていた仮想通貨を全部売ってお金にしました。
元々高値の時に買ってしまい、暴落して半額近くまで下がったものをずっと持っていました。
このまま持ち続けていれば買った時の価格に戻る・またはそれ以上に上がる可能性もありますが、
税金や手数料、価格が上昇するまで待つ時間を考えて損切りしました。
10万円で買う→65000円で売ったので-35000円の勉強代になりました。
余剰資金で買ったので生活には影響ないですが、素人にはいいお仕置きというか、勉強になりました。
現金化した資産は株式や投信の方に回します。
こちらは好調で仮想通貨のマイナス分を合わせても含み益プラスになっています。
もう少し勉強して最低限投資についてお話できるようになったら資産公開・投資系の記事も書いていこうと思います。よろしくお願いします。
では今日の本題です。
看護師免許があれば、飢え死にすることはない
私は看護学生時代から病院や施設で働いていたので、それなりの数の看護師さんと会ってきました。
常勤・派遣・パート…同じ仕事でも雇用形態はさまざまです。
看護師は現在でも9割が女性ですので、結婚・出産・転居で退職される方は沢山います。
ですが、『看護師になったけど路頭に迷った』という話は聞いたことがありません。
看護師免許は国家資格であり、名称&業務独占資格です。
簡単に言うと名称独占資格とは『資格無い人がその職業を名乗ってはいけない』というもの。
業務独占資格は『資格無い人がその職業に定められた仕事をしてはいけない』というものです。
この2つは必ずセットと言うわけではなく、名称独占だけの資格も沢山あります。
例えば保育士や調理師がそうですね。
資格がないから子供の面倒を見てはいけないかと言われたらそんなことはないのです。
調理師も、別に免許がなくても自分のお店を持って料理を出すことはできます。
ですが看護師の仕事は免許なしでやると犯罪行為になります。
免許なしで注射や採血をしたら障害罪です。
この業務独占資格の何がいいかというと、『免許を持ってないと仕事ができない』ため、
免許を持っている人はそれだけで一定の需要があるのです。
名称独占だけの資格の仕事の場合、求人を見ると資格+実務経験が求められることが多いです。
保育士さんはそうでもないですが、調理師免許があるだけで実務経験なしだと実質素人レベル(料理が上手い人は別)なので経験が求められるというわけです。
看護師の仕事は対人である・個別対応が求められるといった特性から、今後も機械に取って代わられることはないでしょう。あるとしたら身体介助の一部分だけですかね。
電動ベッドやベッド→車椅子へ移乗するクレーンはすでに実用化されていますが、病棟業務や施設の看護はロボットでは難しいと思います。
日本の社会保障費は年々減らされており、病院の診療報酬も下がっています。
私たちのお給料はそこから出ているので、今後給料が下がる可能性はあります。
ですが、仕事がなくなって路頭に迷うことは当分ないでしょう。
看護師の仕事は病院だけではない
Twitterを見ていると、主に病棟へ配属されて毎日大変な思いをしながら働いている看護師さんを多く見かけます。
厚生労働省:看護職員の現状と推移より引用
先に私の事からお話すると、はっきり言って病棟業務がキツすぎて転職したので毎日出勤しているだけで偉いなあ…と思って見ています。
私は現在精神科の診療所(クリニック)で働いているので、この表で言うと21%の中に入りますね。
意外と診療所で働く看護師さんが多いことにびっくりです。
新卒の看護師さんは大抵『病院』に就職しますが、病院で働く看護師は全体の61%。
4割は病院以外で働いているので、病院(病棟)勤務でないことは何もおかしくないのです。
『病院で働くことがすべてじゃない』ということが数字で証明されましたね。
病院にはあらゆる医療職者がいますし、24時間入院~退院まで関わりますのでスキルアップや経験値を積むのには1番向いてると思います。
しかしその分業務量や負担も大きいので、体調やメンタルを崩しやすいのも事実です。
よく『3年は病院で働いたほうがいい』と言われますね。
私には3年の根拠がいまだによく分かりませんが、一定のスキルを身に着けるまでは病院で働いた方がいいという意見はわかる部分もあります。
私は採血・点滴・バイタル・心電図の取り方などを一通り叩き込まれてから辞めたのでその辺りの技術で困ることはないのですが、これらの技術を全く習得していない状態で離職したら再就職の選択肢は今より少なかったと思います。
本当は新卒から訪問・施設・診療所などどこに就職しても1から教育するシステムがあれば1番いいんですけどね。
残念ながら現状の看護業界では新卒から教えてくれるのはほぼ病院だけという形になってしまっています。これが就職の選択肢を狭める原因になってるんじゃないでしょうか。
病院以外の場所で働きたい時、どうすればいいか
先ほどもお話したように、病院は毎年新卒採用を行っています。
まともな病院であれば教育ラダーがありますので、新卒で入っても1から教えてくれます。
ですが、診療所・介護施設等・訪問看護ステーションは教育システムが整っているところがほとんどありません。
・新卒で病院へ就職したけど別の所で働きたい
・新卒から病院以外の所で働きたい
人はどうしたらいいのでしょうか。
結論:
①転職先で働けるスキルを身に着けてから転職する
②1から教えてくれるところを探して転職する
大きく分けたらこの2つに収まるでしょう。
①ははっきり言ってしまえば『病院でスキル身に着けるまでがんばりましょう』ということです。
スキルといっても、転職先で必要な内容は異なります。
内科クリニックなら採血・点滴あたりが最低限でしょうか。
介護施設なら急変対応や医師・救急車を呼ぶかの判断も任されますので
内視鏡や透析などの専門技術が必要なところは配属希望を出して転がり込んで経験積ませてもらうか、
②のように未経験者OKの施設を探して応募することになりますね。
実際探してみたところ、美容・訪問看護・訪問診療・透析・介護施設・内科/整形外科/精神科クリニックは未経験OKで募集しているところを見つけました。
美容は私もバイトでかじりましたが、新卒・未経験でも問題なく働けます。
というか病気の人を相手にしない特性上、どんな人でも未経験スタートです。
内視鏡は個人的に興味があるのでやってみたかったんですが、5件ほど応募しても未経験故かすべて落とされてしまいました。残念!
訪問看護・透析は新卒から入って問題なくやれている同期がいますので、教育がしっかりしている所を選べば問題なく働けるのではないでしょうか。
訪問診療・介護施設は実体験・経験談ともに私の周りではいなかったため情報が得られませんでした。
クリニックは看護業務がほぼ採血&点滴。看護業務無い代わりに受付と雑務もやってね!という所がほとんどでした。
私が今働いている精神科クリニックもそうです。
クリニック看護師は『看護師!』というより『何でも屋』に近いイメージですね。
病院以外は零細~中小企業にあたる規模の事業所がほとんどなので、『必ずこうです!』とは言えないのが難しい所です。
とりあえず、働きたいところを見つけたら試しに応募してみてください。
ダメなら書類で弾かれますし、面接まで進めたら採用の可能性アリです。
正社員と派遣の違い
結論からいくと、大きな違いはボーナスがあるかないか・有期雇用か無期雇用か・時給か月給かです。
派遣や契約・パートの場合ボーナスは基本ありません。退職金もありません。
その代わり時間や仕事内容の融通が利くのがメリットになります。
社会保険に関しては規定以上の時間勤務した場合は加入必須ですので、常勤との違いはありません。
正社員は会社の業績に応じて夏・あるいは冬に基本給の〇カ月分の賞与がもらえます。
常勤(正社員)の場合は無期雇用ですので、その病院(クリニック・施設)で働き続けることが前提になります。
派遣や契約と言った非正規雇用の場合は6カ月・12カ月など雇用期間が決まっています。
契約期間ごとに契約終了で退職するか、新たに契約して働き続けるか決まるのです。
給料については、非正規雇用の場合は働いた分だけお金がもらえると考えて下さい。
基本は時給計算で、月契約だと月何日分働くから月給いくらね、といった計算です。
昇給や昇格はありません。資格系の仕事では資格取得で時給が上がるケースはあるようです。
正社員の場合は月給制が基本です。外資系だと年俸制のところもあります。
週休2日+祝日休みの場合、祝日がある月もない月も同じ給料がもらえます。
月給が減ることはありません。デメリットとしては仕事内容が激務の場合、月給を時給換算すると非正規より手取りが少ない場合があります。残業代がきちんと出るかどうかは確認しましょう。
その他に正社員と非正規の違いで行くと、仕事の内容と責任でしょうか。
非正規は基本的に派遣先企業からの指揮命令にもとづく業務のため、立案や責任ある仕事を任せてもらえることは少ないのです。
一方で正社員は様々な仕事を任される確率が高く、自分の希望通りの仕事ができるとは限りません。
その分昇給・昇格といった仕事ぶりを認めてもらえるシステムが用意されています。
昭和から平成までの日本では、正社員・年功序列・終身雇用が当たり前でしたが、
終身雇用・年功序列の崩壊、非正規雇用の増加で多様な働き方が推奨されています。
私が見てきた看護師さんでいうと、3年働いたら絶対転職する方・1年働いて貯金で1年海外へ行く方や
パート・派遣の掛け持ちで時給の高い方へ行く方など色んな人がいました。
『常勤だと人間関係のしがらみがあって嫌だから派遣のみ』という方もいましたね。
いわゆるサラリーマンだとこれらの働き方をするにはかなり苦労しますが、看護師なら余裕です。
看護師などの資格系専門職は『自分の好きな生き方』ができるといってもいいのではないでしょうか。
私の稼ぎ方について
私は現在精神科クリニックの正社員として雇われて週5日働いています。
完全週休2日のため、週に2日はお休みがあります。
職場からOKをもらい、そのうち1日は体力があればアルバイトをしています。
本業が月給30万前後+アルバイトで月10万前後入りますので、総収入は40万前後です。
そこから税金やら社会保険が引かれ、もろもろの生活費を抜いて残りは貯蓄と投資に回しています。
前職と比べて休みも増えましたし、ストレスが減ったおかげでQOLもかなり上がりました。
当分はこの生活でお金を貯めていきます。
この記事を読んで下さる皆さんにも、自分に合ったライフスタイルを見つけてほしいと思います。
まとめ
①看護師免許は更新なしで一生食いつなげる便利な資格
②病院で働く看護師は6割。クリニック2割。介護施設1割。残りが1割。
病院で働くことが全てじゃない。好きなところで働いていい。
③病院以外の職場は教育制度が整ってないところが多いので注意。
自分でやっていける能力を身に着けるか、教えてくれるところへGO
④正社員と非正規雇用はメリット・デメリットをよく見比べて選ぼう。
副業OKの職場も増えている。自分に合ったライフスタイルで稼ごう
今日はこんなところですかね。
いつものように1つのテーマで始めなかったのでグダグダになった部分もありますが、お許しください。この記事を読んで1つでも参考になったことがあれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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