おはようございます。
休みなので8時に起きてしまいました。
お陰で体力は回復したので、有意義に時間を使っていきたいと思います。
Shrink(シュリンク)は精神科の漫画です
今回は私の好きな漫画、Shrink(シュリンク)をご紹介します。
開業した精神科医の弱井(よわい)先生が、1巻ごとにうつ病、睡眠障害、パニック障害、境界性パーソナリティー障害などの
患者さんにスポットを当てながら話が進んでいく内容となっています。
この漫画のいいところは、医師以外の人物にもちゃんとスポットライトを当てている所です。
看護師、保健師、相談員、職場、家族、友人、恋人…精神科の患者さんの治療には、医療機関以外の支援がとても重要です。
医師が薬を出して精神療法をするだけではうまく行かない事が多いのです。
気分の落ち込みやイライラなど、精神症状が薬で一時的に良くなったとしても、
最終的には患者さんが自分の力で病院を離れて社会の中で生きていかなければなりません。
しかし、頼れる人が誰もいないと高確率でうつや適応障害が再燃して戻ってきてしまうのです。
周りの理解と協力、受け入れてくれる環境を整えるのが大切なんですね。
Shrinkは精神科の知識が無い人向けに優しく描かれているので、誰でもすんなり読めます。
私の様に精神科勤務の人間から見ると、『こういう事例もあるんだ』(漫画ですが)と勉強にもなります。
医療系の漫画はよほどの人気作(Drコトー診療所や医龍、ブラックジャックによろしくなど)じゃないと5巻も続かない事が多いんですが、
このシュリンクは現在8巻まで続いています。精神科だけの漫画でここまで続いてる漫画はほとんど無いはず。
今6巻のアルコール依存症のところまで読んでるんですが、いつ終わらないかハラハラしています(笑)
精神科医療に興味のある方は、精神科を題材にした漫画を読んでみるのもいいかもしれませんよ。
おすすめの医療系漫画
さて、最後に医療系に興味のある方向けにいくつか漫画をご紹介します。
ブラックジャックによろしく
『1冊だけ医療系漫画を紹介しろ』と言われたら間違いなくこの1冊をおすすめします。
漫画家の佐藤秀峰先生が描かれた『ブラックジャックによろしく』です。
よく勘違いされるのですが、ブラックジャックは一度も出てきません。
永禄大学(たぶんモデルは慶応義塾大学)卒の研修医、斉藤英二郎が研修先を回る中で出会う理不尽さや医療界の現実・問題点と
正面から向き合う姿が描かれるストーリーとなっています。
さすがに誇張が入っているのでは?という部分も多々あるのですが(笑)
初めて読んだ時は非医療従事者なのによくここまで現場の闇を再現してるなと感動しました。
特に精神科編はかなりリアルです。NICU(小児集中治療室)編も好きですね。
ブラックジャックによろしく(通称ブラよろ)はもう3~4回読み返してます。
この漫画、著作権問題やら色々あって、なんと無料で全話読むことができ、あらゆる二次利用がフリーというとんでもない作品です。
ブラックジャックによろしく 無料 とかで調べればいくらでも無料で読めるところが出てきますので、ぜひ!読んでみてください!
リエゾン-こどものこころ診療所-
最後にこちら。リエゾンという精神科を題材にした漫画です。
小児科医志望の研修医、遠野先生と児童精神科診療所の院長、佐山先生を中心に児童精神科のこども・親との関わりを描いている
ストーリーです。
主人公の2人とも発達障害であり、特にADHDの遠野先生は親近感が湧きます。
同じ精神科漫画のShrinkと比べると、リエゾンのほうがややリアル寄りです。
リエゾンも現在8巻まで出ているはずです。
精神科を題材にした漫画は他にも読んでます(こころのナース夜野さんとかマンガでわかる心療内科とか)が、
おすすめある?と聞かれたら、Shrinkかリエゾンを勧めることにしています。
今回は医療系漫画についてお話しました。興味を持ってくださった方はぜひご一読を。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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