ADHDと優しさ

看護

こんにちは。

また投稿間隔1週間空いちゃってすいませんでした。

元々知らない町とか、自分の住んでる地域でも、行ったことがない裏通りなんかをぶらぶらするのが好きでよく散歩していたんですが、

36度のコンクリートジャングルのおかげで、それも出来なくなってしまいました。

退勤後、帰る時は比較的涼しいので少し長めに歩くようにしています。

意外と近所に美味しい外食のお店があったり、安い八百屋さんを見つけたり、色々発見があって楽しいですよ。散歩、おすすめ。

では今日のお話です。

優しい人とは

辞書で調べると、優しさについてはこう書いてあります。

「心温かく思いやりがあること。または、おだやかでおとなしいこと。」

優しさの意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

私も「優しさ」と言う言葉はこの意味で覚えて、日常的に使っています。

「優しい人」と聞くと、上機嫌で、思いやりのある人。その思いやりの範囲がかなり広い人、をイメージします。

なんでいきなりこの記事を書いたかと言うと、今まで私が持っていた「優しい人」のイメージと、全然違う話を目にしたからです。

どんな内容か一言というと、「優しい人とは、自分と関わるメリットを提示できる人」というものでした。

メリットの有無で人と付き合う理由

20代前半までなら、「そんなビジネスライクなものは優しさじゃない!」と反論していたでしょう。

しかし、30代になった今は、心底同意できます。誰にでも無償で、無制限に奉仕していたら、自分のリソースがなくなってしまうからです。

私が見た方の話の続きには、「関わるメリットの無い人との関係は切るor減らすべき。自分自身も切られないように関わってもらえるメリットを増やし続けることが大切」と書かれていました。

社会人になってからこの話を聞くと「誰も口にはしないけど、実際そうだよなあ」と思うようになりました。

たとえば、身なりがボロボロ、悪臭がして、物乞いをしてくる人に対して、あなたは優しく接するでしょうか。

もしかしたら、相手を気の毒だと思ってお金やモノをあげるかもしれません。しかし、返ってくるのが「ありがとう」という言葉ならまだいいですが、「足りない、もっとくれ」と言われる可能性もあります

さらに、この人と長期的に関わりたいか?仲良くしたいか?と言われたら、おそらく多くの人は「NO」と答えるでしょう。

であれば、この人と関わるメリットもないし、長期で仲良くできるビジョンもないので、最初から関わらない方がいい、という結論になります。

これが、身なりが整っていて、話が面白く、ご飯に行った時に最低でも割り勘~多めに払ってくれる人ならどうでしょうか。

私ならこれからも仲良くしたいと思いますし、自分から相手のメリットになるようなものを差し出したい、という気持ちになります。

なので、相手から見た時に、自分が長く付き合いたいと思える人かどうか?を考えて、足りない部分を補っていくといいんじゃないでしょうか。

そうなれていないとしたら、何が足りないのか、どうしたら不足分を埋められるか考えた方がいいと思います。

ちなみに、例外もあって、昔からの友人や家族は別です。彼らとは既に信頼関係が築かれており、信用もあるからです。

こういう場合は必ず毎回メリットを提示・提供しなくても大丈夫かと思います。

提供できるメリットを増やそう

というわけで、「大人の優しさとは、メリットのある人、メリットを相手に提供できる人」と言う考え方もあるというお話でした。

私は特にカネもコネもなければ面白い話も持ってないのですが、男性で看護師資格を持ってて、かつADHD持ちという属性は珍しいかと。

なので、その辺の話を中心に書いていたら、noteのフォロワーさんも120人突破した、と思ってます(ありがたいことです!).

後は仕事柄&当事者として、障害者界隈の制度やトレンドにもけっこう詳しい自信があります。この辺の強みも活かして情報発信出来たらいいですね。

「自分の強みや提供できるメリットが何もない!」という方は、自分の属性であったり、今まで生きてきたバックグラウンド、お持ちのスキル・資格・経験をかけ算してみてください。

経験上3つもかけ算すれば、ほとんど被る人はいなくなります。男性(日本人口の約50%)×看護師(労働生産人口の約3%)×ADHD(日本人口の3~7%)なので、これだけで結構レアなはずです。

こんな感じで、お金やコネがなくても話題や強みは作れます。今なにもないという方は、自己分析からぜひやってみてください。それでは。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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