こんにちは。
昨日は眠すぎて何書いたかほとんど覚えてません。
記事を見返したら、やる気スイッチについて書いてありました。
私は自分流のマイナス式やる気スイッチの入れ方を書いたんですが、本当に言いたかったことは多分、「危機感を持とう」ということだと思います。
早めに人生に危機意識を持とう
じゃあ何に対する危機感なのかというと、人生に対する危機感です。
私が人生そのものに危機感を抱いたのは、高校生の時かもしれません。
中学生の頃、あまりにバカすぎてどこの高校も推薦で入れなかったので、仕方なく一般受験で入学した高校がいわゆる底辺高校だったのです。
ここでヤンキー・ホスト・オタクに囲まれる生活を通して、「このままじゃ人生詰むな」と本気で思ったのがきっかけです。
中学生の時、クラスでワースト5,学年でワースト10くらいの成績だったのに、高校で九九が言えない・漢字や文章がまともに読めない同級生を見て衝撃を受けました。
英語もbe動詞から始めるレベルです。ヤンキー高校は体育だけはできるイメージがありましたが、学業も運動もまるでダメなやつが沢山いました。
さらに、映画や漫画でしか見たことないような数々の不良行為が当たり前に行われていました。
金髪、喫煙、カツアゲ、いじめ、学校内で飲酒・S〇Xするやつ。女子の化粧・男子のロン毛も禁止でしたがみんなやってました。
制服あるのにパーカー・トレーナー・帽子被ってくるやつ、卒業した先輩がバイクでグラウンドや中庭を暴走、他校の生徒がケンカ売りにくるとか。
今思うとよくあんな環境で3年間生き残れたなと思います。
当時、卒業したら皆なんとなく大学に行く(働きたくなかったし、高卒の求人が微妙なのも知ってた)だろうなと考えていました。
しかし、実際は4~5割が就職、残りがほぼ専門学校進学、大学進学は1~2割。特に一般受験は10人いませんでした。
私は高校3年間で人生起死回生プランを立てようと思い立ち、大学は名の知れた所に入って挽回しようとしたのです。
結果、一般受験で大学は受かりましたが、有名校は無理でした。
ただ、この頃から人生そのものに対する危機感・危機意識みたいなものを感じるようになりました。
今までは「夏休みの宿題は提出3日前からやればいいや」くらいに考えていたのが「宿題をやらずにいるとずっと頭の中に残って他の事が楽しめないから、面倒だけど片付けとくか」
というところまで意識が変わったのです。
危機感を早めに行動に移そう
とはいえ元々怠惰なので、危機感があっても自発的に努力することは難しかったです。
それがなぜ自分から行動するようになったかというと、危機感が行動を起こすレベルまで高まるポイントがあって、それはめちゃくちゃダメな人を見た時だったのです。
自分も大概ダメ人間だという自覚はありますが、世の中にはとんでもないクズやダメダメな人間がいることを知って、「あんな風になりたくない」と思ったのです。
たとえば、返済計画を考えずに返せない額の借金をする・「ノリで」「ダルいから」学校を退学する・30歳overでバイト先で浮いてるのにイキリ散らす・女性に暴力を振るい平気で浮気をするなど。
「いくらなんでもこれは…」という人をたくさん見た結果、そうならない為に考える・行動する癖みたいなものが身に付きました。
実際は油断するとすぐダメ人間に戻るんですが、またダメダメ人間を見るとやる気スイッチが入る、の繰り返しです。
このブログを見ている皆さんは私のようにひねくれたやり方ではなく、「よりよい自分」を想像して努力・成長できるのが一番だと思います。
そんなわけで、自己流マイナス努力法で人生に焦って国家資格を取り、焦って彼女を見つけて結婚しました。(納得して結婚してます)
世間的に見れば私は低収入低学歴ですが、私の中では最低な自分からは1歩2歩抜け出た実感があります。
30代になって気づいたんですが、凡人以下の人が大きく人生を挽回するには、若いうちに行動するのが必須です。
私は24,25くらいで専門学校に入り直しましたが、今からでは資金的にも時間的にも相当厳しいです。
上手く入れても多分いじめられるか、仲間外れにされて孤立、運よく卒業できても無能新人おっさん扱いで茨の道でしょう。
恋愛も同程度のスペックなら若い方が有利ですし、歳を取って金もスキルもないオッサンがモテないのは当然です。
転職も未経験異業種は35歳がリミットと言われています。35歳って意外とあっという間ですよ。
私含め、たぶんダメ人間は自分が明日飢え死にしたり、住むところがなくなるレベルに追い込まれないと危機感を感じない、もしくは行動できないんだと思います。
ふつうの人、ちゃんとしてる人ほど、そんな事になる前から先々の事を考えて、かかるお金や時間を逆算して行動に移せるのです。
ただ、ダメ人間でも1回家が無くなってホームレスを体験すると、想像を絶する辛さに「二度とこんな思いはしたくない」と感じて働くか、家を確保するはずです。
その危機感の線引きがその人の中のどの辺りにあるかが、人生を変えるための行動を起こせる分岐点なんじゃないかというのが私の持論です。
たとえば、普通の人は計画的に夏休みの宿題をやる。ダメ人間は期限ギリギリになってようやく焦って宿題を始める。
ダメダメ人間は、宿題をやりたくないので「家に忘れました」「やったけど失くしました」と言って宿題そのものをなかったことにする。
夏休みの宿題ならまだ可愛いものですが、これが恋愛・就職・進学になると後々地獄を見るハメになります。
そして、地獄を見ない為には早めに「宿題をちゃんとやる・期限内に終わらせる」(約束を守る・時間を守る・品質を守る)という習慣を身につける必要があるのです。
人生のなるべく早い段階で。
偉そうに書きましたが、私は相変わらずダメ人間です。人生路頭に迷わない程度にはマシになったかな、程度。
この記事を見て下さった皆さんの中にダメ人間の自覚がある方がいらっしゃいましたら、なるべく早めに危機感を持って、人生を変えるために行動を起こしてほしいと思います。
それでは。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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