こんにちは。
みなさんは人見知りしますか?私は元々めちゃくちゃ人見知りでした。
でも、努力で治しました。ある時から人見知りは治した方ががなにかとメリットがあると思ったからです。
人見知りのエピソード
私は子供の頃から人見知りがひどく、友達や親戚に会うのも嫌々でした。
この感覚が伝わるかわかりませんが、その友達や親戚自体は好きなんです。でも、いざ外に出る用意をして会いに行くと思うと、めんどくさくなります。(笑)
後々わかったんですが、これは人見知りだけでなくADHDの先延ばしグセの症状だそうです。それを知ってすごく腑に落ちました。
子供の頃、親戚に会いに行くとまず確実におこづかいをもらえました。お金が稼げない子供にとっておこづかいは生命線です。
それでも、どうしても会うのがおっくうで嫌だったのです。今なら喜んで会いに行くのに…
子供の時の人見知りでもっともひどかったのは、女性、特に同年代の女の子と会う時です。
好きな子はもちろん、なんとも思ってない相手でも目を合わせてしゃべれませんでした。コミュ障ってやつです。
これを治さないともっと歳を取ってパートナーを見つける時とても苦労します(経験談)
私は大学生になってようやく人見知りの矯正をして女性とも話せるようになりました。しかし、貴重な青春時代を無駄にしてしまいました。
個人的には早ければ中高生、遅くとも就活までにはある程度知らない人と初対面で円滑なコミュニケーションが取れるようになっておいた方が生きやすいと思います。
別に性格は人見知りのままでもいいんですが、最低でも初対面の挨拶・名刺交換・雑談をやり過ごす能力は身につけておきたい所です。
どうしても社会人になると取引先との食事・同僚や上司とのランチ・職場の飲み会といった付き合いの場が増える傾向があります。
ではここからは、私が人見知りを治した方法を書いていきます。
人見知りを治した方法
「人見知りを治した方法」と偉そうに書いてみましたが、根本的な性格を変えるのには数年かかりました。自覚している期間で言うと6年です。
それも体系的な方法ではなく、手探りで色々チャレンジしてるうちに徐々に人と話すのに抵抗がなくなった、というのが本当のところです。
私はアナログ人間なので、とにかく回数をこなす×色んな人と会う×様々なパターンの会話をするというのが1番の近道だと思ってます。
もちろん1週間風呂に入らず、ヒゲボーボーでボロボロの服を着てたら誰もしゃべってくれません。挙動不審もNG。
最低限の身なりと相手の目を見て話す・キョロキョロしないといったマナーは守ったうえでの話です。
例えば、旅行先で知らない人に3人話しかける、とか自分で自分にノルマを課したりしてました。
話しかける内容は何でもよくて、地元の人に美味しいご飯屋さんを聞く・同じ旅行者っぽい人に何しにきたか聞く、とか。
最初はかなり勇気が要りますが、だんだん慣れます。旅行先なので失敗しても二度と会わないです。実質ダメージゼロ。
慣れると話しかけて自分と喋ってくれる人なのか、冷たくあしらわれるか何となくわかるようになります。
人見知りを治す練習は、ぶっちゃけどこでもできます。自分のやる気次第です。
適当に個人経営のレストランに入って「おすすめはなんですか?」と聞くのも練習。銭湯のおっさんに世間話を振るのも練習になります。
知らない人に話しかける練習のレベル1は、「道を尋ねる」ですかね。駅でも交番でもいいので、聞いてみる。
その時に相手の顔を見て話せるか・聞きたい事や行先を簡潔に伝えられるか・早口またはどもったりしてないか確認してみると尚いいです。
駅員さんやおまわりさんは、道を教えるのも仕事の1つなので快く教えてくれるでしょう。
レベル2は、知らない人にこれをやってみましょう。コツはさわやかに・明るく・不審がられないように聞くことです。
「すみません、〇〇駅に行きたいんですが、どこに行けばいいかご存じですか?」くらいの短文がいいです。長いと怪しいし、気味悪がられます。
これも親切な人なら教えてくれるでしょう。知らない場合は「すいません、わかりません」と言われて終わりです。
最初はこういう一問一答形式のやり取りから始めることをおすすめします。
最初に書き忘れましたが、そもそも一番大事なのは挨拶です。おはようございます・お疲れ様です・ありがとうございますは標準装備です。
ぼそぼそ挨拶するのはめちゃくちゃ印象が悪いのですぐに矯正しましょう。これだけで印象がガラっと変わります。
練習する時は会社やマンションの清掃のおじさんおばさんあたりから始めるのがいいかも。挨拶するとお互い気分よく過ごせますよ。
次は会話です。会話になると、一気に難易度が上がります。
よく「会話はキャッチボール」と言いますが、まさにその通りです。
相手が「おはようございます。今日はいい天気ですね」と言ったのに、「昼飯どうします?」と答えたら気まずい雰囲気になります。
天気の話をされたら、天気の話で返すのが基本です。「本当にいい天気ですね。洗濯物もすぐ乾きそうです」くらいの返しにしときましょう。
会話する時には、「4つのD」と言われる言葉に注意しましょう。
でも・だって・どうせ・だから の4つです。これらを使うと次の言葉は必ずネガティブワードになります。
ネガティブワードはよっぽどの時以外はいい効果が期待できないので、関係の浅い相手には使わないように注意です。
ADHDの私が言うのもアレですが、会話は盛り上げようとするよりは地雷を踏まない方が大事です。
挨拶は明るく・ネガティブワードを言わない・自慢しない・何かしてもらったら必ずお礼する・笑顔ではっきりしゃべる。これで大抵なんとかなります。
知ったかぶりもよくないです。知らない事は正直に分からないので教えて下さいと言いましょう。教えてくれない人はまずいないです。
もっと短くまとめるつもりでしたが、書いてたら無限に出てきそうなのでこれで一旦やめます。
何回も言いますが、私はアナログ人間なので、ひたすら量をこなして失敗し、恥をかきながら自分のどこがまずかったか1つずつ直していくのが一番だと思ってます。
実践に勝るものなし。
もっとスマートに、短時間で人見知りを治したい方はマナー講師のセミナーに参加するなり、そういう専門書を読んでみて下さい。
私の書いた記事で何か1つでも参考になることがあれば幸いです。それでは。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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