ADHDと余裕

看護

こんにちは。

平日もブログ更新したいのに、気づいたら週末になっていた(×n回目)のKです。

9月~12月にかけて仕事のデカいプロジェクトがあるんですが、その為の準備でバタバタしております。

大きい仕事ってのは、とにかく準備が9割です。残り1割は本番当日の会場準備とリハーサル、トラブル対応、事後対応。

何か「でっかい事」をやりたい場合は、きちんと計画を立て、入念な準備をしましょう。

「いつか俺はビッグになる」系の夢は、「いつか」が決まってない時点で破綻する可能性が高いんじゃないかな。

では本題いきます。

まわりに余裕がなくなった気がする

いつも思うんですが、記事の主語が大きいと、中身を書くのが大変です。

社会が~と書くと、なぜ主語が社会なのか、その中のどんなことについて話したいのか、個別の事象は何か、と話す内容と規模が増えるからです。

それでもあえて主語を大きくして書いてみます。うまくいかなかったら、次からやめればいいし。

なぜこの見出しを付けたかと言うと、ここ数年で「お金がなくても人生楽しい」という空気、雰囲気みたいなものをネットでも、TVでも、身の回りでも感じなくなったからです。

「そんなことないよ」という方も多いかもしれません。あくまで私の感想です。時期でいうと2019年以降でしょうか。んで、観測範囲は主に東京23区です。地方はわかりません。

東京には20年近くいますが、「安くて楽しめる」「無料で楽しめる」場所やサービスがごっそり無くなってしまったと感じています。

公園から遊具がなくなった

一番ミクロな例で言うと、近所の公園から遊具が無くなりました。公園といえば、子供が無料で楽しめる場所No.1です。

すべり台、ジャングルジム、ブランコ、シーソー、鉄棒、砂場。お金がなくても、公園に行けば誰か友達がいるし、遊ぶことにも事欠きませんでした。

しかし、今都内の公園でこれらが揃っているところってあるんでしょうか。代々木公園、駒沢公園レベルのところならあるかもしれないけれど。

自宅から普段使うスーパー、ショッピングモール、通勤経路までの間にある公園でまともに遊具が置いてある公園は見たことないです。

なぜ減った?公園の遊具 23区内、7年間に400カ所超で撤去<ニュースあなた発>:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

気になったので、なぜ公園から遊具がなくなったのか調べてみました。一番大きな理由は、遊具の老朽化と、安全領域の確保ができないからだそうです。

>遊具が減った理由について、23区の多くは「更新の際、『遊具の安全に関する規準』で定められた安全領域を確保できないため」と回答する。

安全領域というのは、重大事故に結びつくような植栽や照明灯などの障害物や、石やガラスといった異物などがないこと。

東京都は土地が狭い中に沢山遊具を配置していたので、今の安全基準だと遊具を置けないんですね。納得。

公園ネタで言うと、遊具もそうですが、「公園でやっちゃいけないこと」の数がものすごく増えた気がします。いや、確実に増えた。

どうしてこうなった?「禁止」「やめて」看板が24枚もある公園 開園した6年前は0枚だったのに<ニュースあなた発>:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

昔は~なんて言うと「老害」認定されそうですが、子供の頃は公園でキャッチボール、サッカー、テニスなんかをよくやったものです。

今はどの公園も「ボール遊び禁止」の看板が掲げられています。これも時代の流れなんでしょうか。

子供の頃は、公園に〇〇禁止の看板がついていることは少なかったです。でも、子供たちの間では「〇〇公園は花火OK」、「野球なら〇〇公園」みたいに暗黙の了解があったのです。

花火禁止の看板があっても大目に見てもらえるところもあれば、禁止と書いてなくてもボール遊び、花火をやると即近所の誰かから通報されるところもありました。

今は、どこの公園も「ボール遊び禁止」「火気や花火禁止」の2つは必ずといっていいほど書いてあります。

便宜上は禁止だけど、大目に見てもらえることはなくなってしまったんでしょうか。だとしたらちょっと寂しい。

街から不良が消えた

もう1つ、子供の頃と比べて減ったな~と思うのが、不良やヤンキーの存在です。

年齢は10代から20代前半で、ゲームセンター、繁華街、コンビニ、治安が悪いと言われている地域の公園辺りに行くと、彼らを見かけることが多かったです。

単に年を取ってそういう場所に行かなくなったからかもしれませんが、夜暴走族が道路を爆音で駆ける音を聞くこともなくなりました。

さっきの公園の話じゃないですが、いわゆる「不良のたまり場」自体が減ってるのかもしれません。

「低偏差値高校」にヤンキーはいない…「日本の高校」が40年前からガラッと変わった「悲惨な実態」(A4studio) | マネー現代 | 講談社 (gendai.media)

「特攻の拓」、「ROOKIES」、「クローズ」みたいな世界観の中学、高校ってもうないのかなあ。少なくとも20年前はありました。こういう学校。

もしかしたら私の知らない所で楽しく過ごしてるのかもしれないし、不良ではなく別の方向で活動してるのかも。

16歳で中古のバイクを買って、友達と夜中二人乗り。不良同士で集まってコンビニの駐車場でカップラーメン食べるとか、そんな光景を見る機会はもうないのでしょうか。

別に不良やヤンキーが好きなわけではないんですが、昼も夜も公共の場で若い人を見かける機会が減ったことに驚いています。彼らはどこに消えたんだろう。

お金のない人はどこへ行くのか

ショッピングモールやターミナル駅、繁華街に行くと、おしゃれをした人たちがお金を使って楽しそうに過ごしている姿を見ることができます。

お金のある人の過ごし方は20年前と比べてもそんなに変化ない気がします。代わりに、お金のない人が過ごす場所が減って、お金の無さそうな人を見かけることがなくなりました。

デフレ時代はハンバーガー1個59円、かけうどん100円で食事を済ませ、ブックオフで100円の文庫本を買い、ゲオやツタヤ、謎の個人営業中古ゲーム屋で中古ゲームを買いあさっていたものです。

今はハンバーガー1個170円、かけうどん330円。ブックオフの本も高くなりました。ゲオ、ツタヤは店舗数が激減し、個人営業の中古屋は全滅しました。

まあ当時はバイトの時給相場が800~900円。現在東京都の最低賃金は1113円なのでそりゃモノの値段も上がりますわ。

午前中はゲーセンで過ごし、昼は安く済ませて午後は公園でサッカー、みたいな過ごし方はもうできないのかもしれません。

今どきのお金のない学生や社会人は何してるんだろう。ネットで1日中YouTubeとか?トーヨコキッズ的な集まりがあるんでしょうか。

別に反貧困!とか所得の再分配を!と言いたいわけではなく、お金の有無に関わらず共有できる楽しみが減ったなあ、と思ったって話です。

お金の有無に関わらず楽しめるといえば、昔はなかったYoutuber、Vtuber、ズームやラインで気軽に友達や共通の趣味がある人と関われるようになったのは良かったのかもしれません

コロナ禍もあったので対面で集まる機会や場が減ったので、オジサンとしてはちょっと寂しい感じもしますが、これも時代の流れでしょう。

無料~安くて長く楽しめること

私は若い時に長らくお金がなかったので(今もないけど)、なるべくお金を使わずに楽しめることを見つけるのは得意な方だと思います。

このブログもそうですし、自炊して新しいメニューを開発したり、ネットやブックオフで本を安く買って読んでいます。

お金を出せば色々と快適で面白いサービスを味わえますが、消費する楽しみに慣れてしまうといくらあっても足りないので、普段は控えるようにしています。

その分、年1回妻と結婚記念日に美味しいご飯を食べるとか、そういう時は奮発します。それでも数万円なので、この位ならなんとかなります。

貧乏生活を勧める訳ではありませんが、お金や体力、心の余裕を持っておくと安心して暮らすことにつながると思ってます。

少子高齢化や経済の変化で社会に余裕がなくなってきたとしても、変化に合わせて柔軟に、楽しく生きていけるよう努めたいものです。

特にオチがなくなってしまいましたが、今日はこんなとこで終わりにします。それは。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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