こんにちは。
ここ2週間続けて晴れ→雨→晴れ→雨と天気が不安定で、頭痛がひどいです。
特に雨→晴れの日は非常に蒸し暑く、熱中症なのか脱水なのかクラクラします。
こういう日は一分でも早く屋内に逃げ込むことにしてます。
外気温35度で湿度60%超えてたら、それはもうジャングルです。
そんなことが続き、ふと頭に「戦略的撤退」の文字が浮かびました。
今日は「損切り」と言うテーマでちょっと書いてみます。
人生の「損切り」とは
まず、「損切り」ってなんだ?という方へ説明すると、もともとは株式投資の用語です。
損失を抱えている状態で、保有してる株を売って損失を確定させることを指します。
それが転じて、恋愛や人生、ビジネスでも広く使われるようになったのです。
大損する前に、少ない損失で確定させてダメージを最小限に抑えるって感じですかね。例があるとわかりやすいので、ちょっと書いてみます。
たとえば、2時間の映画を見始めたけど、30分ですっかり飽きてしまった。
このまま映画を見続けてもつまらないし、残り90分無駄な時間を過ごすなら、30分で見るのをやめて別のことをする。
やりがい・成長を感じられない・給料が安い会社にいて、昇進や賃金アップの見込みがないので、より待遇のいい会社へ早めに転職するために退職する。
結婚したいが今のパートナーに結婚願望がないとわかったので、若いうちに別れて有利な条件で婚活をする、など。
ざっとこれらのような使い方をされているのではないかと思います。
「やりがい」はアテにするな
過去いた会社では、昇給幅計算したら10年いて30万しか年収が上がらないと分かり、絶望したことがあります。
その当時は若かったので自分なりに「給料が低くても、この会社や仕事にはやりがいがあるんだ!」と信じて働いていました。
給料が少ないからと言って、周りにいい加減な仕事をする人が少なかったのも「やりがい」を信じていた理由の1つです。
しかし、学校の同期と給料やボーナスの話になると、同じ年次なのに月給でも数万円、ボーナスに至っては何十万円と差がついていたのです。
その頃からうっすらと「やりがいって意味あるのかな?」と感じ始めていました。
複数回転職した今では、「やりがい」は就職先を決める時にはほとんど考慮しなくなりました。
働く上で大事なのは、あくまでも「労働条件」です。やりがいも大事じゃないとは言いませんが、やりがいを軸に就職活動してると、入社後ガッカリするパターンが多いです。
労働条件は法律や会社の規則で決まっているので、違法ブラックじゃない限りは大きく内容がブレることはありません。
ですが、「やりがい」は主観的な物で形もなく、簡単に変化します。
会社や仕事が思ってたのと違う!となったらやりがいを感じなくなったり、もっとひどいと仕事そのものを嫌いになります。
経験上、「やりがい」をアテにして就職・転職活動するのは危険です。仕事の選択についてはあくまでも「労働条件」を基準に考えることをおすすめします。
最後に。早すぎる損切りには気を付けよう
「損切り」は早めに損失を確定させて、それ以上の大損を防ぐことだとご説明してきました。
この考え方は何をするにも大事なんですが、1つ注意しておきたいことがあるので、それをお話して今日は終わりにします。
それは、早すぎる「損切り」も良くないという事です。
どういうことか例で説明します。たとえば、学校に入学して、あなたは新一年生だとしましょう。
初対面の人に対して、「この人とはちょっと合わないかも」と決めて、人間関係の損切りをしてしまうパターンです。
挨拶以外はほとんど会話しなくなり、疎遠になってしまいます。しかし、実は後からその人とは共通の趣味があり、考え方も似ていて話も合う事がわかったのです。
この場合、損切が早すぎて、本当だったら仲良くなれたかもしれない人との関係を自分から切ってしまったことになります。
これが損切のよくない例ですね。仕事で例えると、高年収に釣られて転職したら、実は福利厚生・諸々の手当て、サービス残業などを考えたら転職前の方が条件がよかった、など。
損切りをするのはいいですが、よくタイミングや内容を考えてやらないと、損切りする前より損失が大きくなることもあるので注意です。
「結局損切りした方がいいのか、しない方がいいのかどっちだよ!」と言いたくなる方もいるかもしれません。
判断に迷った時は、「損切りした場合」「後で損切りした場合」「損切りしなかった場合」の3パターンでどれが一番傷が少ないか?もしくは得しそうか?で考えるといいです。
さらに言うと、判断を間違えて損切りタイミングが早かった(遅かった)場合に自分はどう対処するか?まで考えられるとバッチリです。
この考え方、実は人に教えてもらったものなんですが、意識して生活するととても便利です。ぜひ試してみてください。それでは。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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