こんにちは。お久しぶりです。
最後の記事が8/19なので約2週間ブランクを空けてしまいました。
まあタイトル通りなんですが、人生2度目のコロナウイルスに感染しました。
めちゃくちゃキツかった…ということで備忘録がてら療養の日々を振り返ります。
進化したコロナの脅威
実はすでに療養期間は過ぎており、ある程度元気になった状態で書いています。
ていうか、療養中はとてもじゃないけど活動できる状態じゃなかったです。
まず、ある日朝起きたら「具合悪い気がする…」と思い熱を測ったら38℃超え。
コロナに罹るのは2回目なので、なんとなく分かるというか、「ただの風邪じゃないな」って感じがするんですよ。
インフルエンザに罹ったことがある人はわかるんじゃないかな…風邪っぽい症状に加えて関節痛や頭重感があり、「いつもと違うぞ」って感覚。
私はインフルエンザに5回以上感染したことがあるので、インフルエンザの症状とは違うなと思い脳内で除外。
最近流行ってる感染症で言うと、手足口病やマイコプラズマ肺炎などもあります。が、手足口病は症状が全く違うので除外。
まさかこれが噂のマイコプラズマか…?とも思いましたが、ググったら症状的にはそこまで被ってない。となると…
そう、アイツです。憎きコロナ再来。自宅にコロナの簡易検査キットがあることを思い出し即検査。即陽性でした。オワタ。
ただ1回目と違ったのは、咳が全く出なかったこと。頭痛と全身倦怠感が強く、+で吐き気、咽頭痛と38℃後半の発熱。
「コロナかぁ…」と思ったら余計に具合が悪くなってきました。負のプラシーボ効果なのか、単に症状が悪化したのか。
今巷で流行っているコロナの株はKP.3株というらしいです。昔流行ってたやつの子孫が変異しまくったやつだとか。
KP.3株のコロナの症状の詳細と特徴は?ワクチン接種した人も注意 (fastdoctor.jp)
とにかく、ぶっ倒れる前に最低限のミッションをこなさなくてはなりません。そう、会社に連絡し、病院を受診しなければならないのです。
地獄の療養期間
即上司に連絡し、かかりつけのクリニックに連絡の準備をします。フラフラの体で。
会社への連絡はすぐ済みましたが、かかりつけのクリニックが夏季休暇で休診。オワタ。
即次のプランを考えます。ぶっ倒れそうなので。そう、初診でコロナ疑いを診てくれる病院を探さなくてはならないのです。
しかし、医療従事者のはしくれである私はよく知っています。コロナ疑いの初診は非常に嫌がられるので、どこも診てくれないのです。
理由は色々あるんですが、一番は「ハイリスクなのにお金にならないから」でしょう。
かかりつけなら診てくれる所は多いですが、飛び込みの初診となるとかなり敬遠されます。
もし診てくれるところがあっても、そういう所は非常に人気で、予約が取れません。それでも今日中になんとか受診までたどり着かなくてはなりません。
片っ端から近所の初診コロナOKな病院を探して、何とか電話→予約取得に成功。ちょっと裏技的なテクニックを使いましたが、違法行為はしてません。
2000mくらいの山登りして下山した時並みの疲労感と脱力感に包まれながら、なんとか家を出て病院まで向かいます。
冗談抜きで道中何回か気が遠くなりました。病院は古めかしい感じの建物でしたが、対応してくれたスタッフ・先生ともに親切な方でした。ありがとうございました。
問診表を書き終えて、別室で待機すること30~40分。周囲の会話を聞く限り、私以外にも5人はコロナ感染者がいるらしい。本当に流行ってるんだなあ。
コロナの話題はすっかり放送されなくなりました。が、放送されてないだけでコロナウイルスは元気に布教活動を続けているようです。
再度PCR検査を受け、即陽性になり隔離部屋へ移されました。このビニールと空気清浄機で隔離される感じ、久々だなあ。
さらに15分程待っていると、先生が来て診察。短時間で必要なことをサッと済ませてくれて、いい先生でした。感謝。
「ゾコーバって薬を処方できるんですが、5日分を3割負担で15000円します。どうしますか?」と言われたので、「お願いします」と即答。
学生時代なら高いからという理由で断っていたかもしれませんが、いい大人になった今はお金よりも命が大事です。
処方箋を出してもらい、薬の在庫がある薬局まで調べてもらいました。そもそも薬の供給が少ないのか、感染者が多くて薬の在庫が無くなってるのかは不明。
銀行でなけなしの2万円を下ろし、もろもろのお金を合わせて16000円払ってきました。まあ命には代えられないのでヨシ。
私も話には聞いていましたが、ゾコーバという薬は初めて見ました。白いラムネみたな形と肌触りをしてます。けっこう粒もデカい。
ラムネの瓶の形の容器に白いラムネが沢山入ってるお菓子があるんですが(知ってる人いるかな?)、あれに入ってるラムネとサイズも色もそっくりでした。
飲み方も変わっていて、初日に3錠一気飲みして、あとは1日1錠を計5日間飲み続けるというもの。この薬1錠7700円(薬価)するんだ…お値段以上。
朝からフラフラの体で自宅→病院→薬局→自宅まで歩いたので体力は限界を迎えていました。帰宅して薬を飲み、即ベッドにダウン。
ここから療養最終日まではほとんど記憶がありません。ひたすら吐き気、倦怠感、悪寒、頭痛といった地獄のフレンズたちと一緒に過ごしていました。
一番辛かったのは、とにかく時間が過ぎるのが長く感じたこと。スマホを見る余裕も無いし、光る画面を見ると余計気持ち悪くなります。
固形物は完全NG.水もロクに飲めず、終わらない悪夢を見ているようでした。人生健康が一番。
コロナが確定した時点で会社には連絡をし、その週いっぱいお休みをもらうことになりました。どっちにしろ仕事なんて絶対無理だろって状態だったし。
悪夢からの復活
とまあ大分端折りましたが、そんなこんなで療養期間も明け、無事に復活しました。
ゾコーバを飲み切る5日目まで症状がなかなか治まらず、噂のコロナ後遺症か…?と不安におびえていましたが、最終的に症状は全て軽快しました。
ただ、5日間文字通りベッドから動けなかった&ほぼ何も食べていなかったせいか体重は5キロ以上痩せて、体力ガタ落ちしました。
自宅から最寄り駅まで往復するだけで息切れ、フラフラするレベルで体力落ちててゾッとしました。そりゃ亡くなる人も出るわ。
療養期間中献身的に介護してくれた妻には大変感謝しております。独身一人暮らしだったら孤独死しててもおかしくないレベルでしんどかったです。
昔一人暮らししてた時代にインフルエンザにかかって死にかけたことがありましたが、あれ以上の辛さでした。もし身寄りがいなかったら救急車呼ぼう。
というわけで、雑にざっと駆け抜けました。こんな感じで2週間過ごしておりました。
今日からまたぼちぼちブログ更新いたします。皆様も体調にはお気を付けください。それでは。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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