おはようございます。
今日は休みなので思いっきり寝坊しました。7:00ごろ起きました。
本当は毎日同じ時間配分で過ごしたいんですけどね。怠惰とは恐ろしいものです。
ただ朝のルーティーンは変えたくないのでブログ書きます。
きちんと朝食を食べて、食器片づけて、ゴミ集めもしてますよ。
ADHD治療薬を半年ほど飲み続けた感想
ADHD(注意欠陥多動性障害)の治療薬。日本で認可されているのは4種類あります。
ストラテラ/コンサータ/インチュニブ/ビバンセ
この4つ。4つのうちコンサータとビバンセは登録をした医師でないと処方ができません。
しかし、ビバンセの登録医というのは見た事ないですね…出してる所あるんでしょうか?
私が試してきたのは、ストラテラ→インチュニブ→コンサータの3種類(時系列順)。
コンサータを服用し始めて数カ月になります。
今までの3種類が効いたかどうかで言うと、
・ストラテラは全く効果なし(あったかもしれないが、実感出来るレベルではなかった)
・インチュニブは効果あり(ただし副作用もきつい。耐え難い眠気が襲ってくる。多動・衝動性減少)
・コンサータは効果あり(飲み始めた日から明らかに効果を実感。ミスの減少・やる気の増大・気が散らなくなる。)
こんな感じ。これだけ見るとコンサータが魔法の薬に見えるかもしれません。
しかし、そんな都合のいい薬はあるはずもなく。
コンサータの作動時間は12時間と言われています。
医療用医薬品 : コンサータ (コンサータ錠18mg 他) (kegg.jp)
実際飲んでみると、体感内服後6~8時間で明らかに効果が薄れてきたのを感じます。
『元気の前借り』というか、薬の反動なのか思考や動きが鈍くなってきます。
栄養ドリンク飲むと、一時的に元気になったような気がしませんか?感覚的にはあれが一番近いです。
なので、薬を飲むタイミングは仕事を始めるギリギリに設定しています。
午後飲むと夜眠れなくなるのでやめましょう。添付文書にも午後飲むのは止めてくださいと書いてあります。
そして、飲み続けると最初に飲んだ時程の効果を感じなくなります。(耐性が付いたのか、飲んだ後のブースト感に慣れたのか)
コンサータを飲み始めて約3カ月。生活の変化を振り返ってみました。
・コンサータを飲み始めてからは、仕事・家庭でのミスが減少した(今まで1日のミスの量が100だとしたら、80程まで減った)
・1日を通してやる気のムラが減った。やる気を一定のレベルで維持できるようになった
・仕事→疲れて帰宅→疲れたので何もせずご飯食べて風呂入って寝る→仕事のループから抜け出せた(朝活継続中)
・発汗・口渇の副作用が顕著になった(何もしてなくても心拍数が上がり、汗をかく。水分を取ってもすぐ口が渇く)
どの薬にも副作用はついて回るのでデメリットもありますが、メリット・ベネフィットの方が勝っているという結果になりました。
生活に支障が出ている状況は変わらず。どうする?
上に書いた通り、コンサータを飲み始めて実感としては仕事・家庭でのミスが20%ほど減りました。
自分ではかなり満足しているのですが、ミス自体は起きているので会社ではまだお荷物状態です。
今日は精神科受診日だったので、主治医に相談してきました。
『インチュニブとコンサータは併用できるので、一緒に飲んでみたらどうか』という見解。
私も了承し、インチュニブとコンサータを併用することになりました。
実は以前インチュニブをもらっていた時期、眠気がひどく服用を中断した分がありました。
前回の診察時も併用OKという話はもらっていたので、こっそり併用してみたのです。
(本来主治医がすすめた内服方法以外に自己流で薬を調整するのは良くない事です。やってはいけませんよ。)
するといい感じに多動・衝動性を抑えつつやる気を維持できたので、正式に2種類併用することにしたのです。
コンサータは朝食後に飲む薬で、インチュニブは夕食後に飲むのが正しい飲み方です。
朝インチュニブを飲むと日中眠くなって地獄を見る事になるのでやめましょう。(何回か飲み忘れて次の日の朝飲んだ)
人によって吐き気が出るか・眠気が出ることが多いようです。私は吐き気0,眠気100でした。
昏睡に近い位眠くなります。忙しい時でも容赦なく眠気が襲ってくるので注意。
午後コンサータを飲むと夜眠れなくなるので絶対やめましょう(朝飲み忘れて昼飲んだことあり)
薬は主治医と相談しつつ、薬を使わずにミスを減らす方法も合わせて調べることにしました。
効果が出た方法は後日まとめて記事にしたいと思います。
結論:コンサータとインチュニブは併用OK.副作用に注意すればメリットの方が勝る
コンサータ&インチュニブのお世話になることにしました。
今の所副作用よりメリットの方が勝っているというのが理由です。
メリットは大体上に書いたので、同じくADHDで困っている方向けに、デメリット一覧も載せておきます。
・お金がかかる(インチュニブ・コンサータ共にジェネリックが無いので薬価が非常に高いです。
医療用医薬品 : コンサータ (コンサータ錠18mg 他) (kegg.jp)
医療用医薬品 : インチュニブ (インチュニブ錠1mg 他) (kegg.jp)
病院の診察料が1500円程度なのに対し、コンサータ&インチュニブは30日処方で1万円近くします。
私は自立支援医療制度を使っているので1割負担ですが、それでも3000円以上かかります。
毎月の医療費は5~6000円と言ったところです。年6~7万円と考えると馬鹿にならない金額です。
精神科通院をお考えの方は、ぜひ自立支援医療制度をご検討ください。
これも今度詳しく書きます。
自立支援医療制度の概要 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
・副作用がある
どの薬にも副作用があります。コンサータでは口渇・発汗・心拍数の増大。インチュニブは強烈な眠気。
人によってどんな副作用が出るか分からないので、十分注意してください。
・肝機能異常のリスク
薬は肝臓で代謝され、全身に行きわたります。
薬によってはかなり肝臓に負担をかけるものもあるので気を付けましょう。
できれば定期採血をして数値に問題ないか確認されることをおすすめします。
・薬剤耐性
コンサータは長期服用で耐性がつき、効かなくなる
文字通り使い続けているとだんだん効かなくなってくる(耐性がつく)ようです。
主治医からも使う必要のない日は休薬を勧められました。
一番のネックはお金ですかね。低収入の私には年7万円は結構痛いです。
交通費も往復1000円近くかかってるので、トータル10万くらい医療費で飛んでる気がします。
それでも薬のおかげでかなり生きづらさは改善しました。ADHDかも?と思われる方は
まず精神科・心療内科の受診をおすすめします。
以上。
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