【出所】ホテル療養レポ

看護

おはようございます。

8/19でブログ更新止まってましたね。すいませんでした。

実は、8/20(土)~8/25(木)までホテル療養中でした。

やっとシャバに出れて感動しています。(笑)

1週間ホテル暮らしをする経験は中々無いと思うので、『いいなぁ』と思われる方もいるかもしれません。

しかし、ホテル療養は制限が多いので、私はかなり窮屈な思いをしました。

ここからは療養生活の体験談を時系列でお話していきます。

その前に。

★療養生活に必要なもの★

着替え(弁当受け取り以外部屋から出られないので過ごしやすい部屋着でOK。他の人もみんなジャージや寝巻でした)

 →着替えは3~4日分あればいいと思います。私の療養先は洗濯NGだったので、風呂場で手洗いしました。

歯ブラシ・シャンプー・髭剃りなどの整容道具(備え付けのアメニティはありますがしょぼいです。使い慣れたものを。)

娯楽(ホテルにはWi-Fi・TVしかありません。Wi-Fiも遅いです)

 →私はAmazonFire HDタブレットを持参しました。これで大分救われた…。本も持参しましたが咳で集中できず。

間食(療養中は朝昼夕の弁当+ペットボトルの水が毎食時1本支給されますが、それ以外は一切ありません。買い物も不可。)

→ストレスで持参したお菓子とみそ汁を2日で食べきってしまいました。後に妻と職場の人が差し入れをくれて助かりました。

 あって良かったのは、1位スープ・2位お菓子・3位カップヌードル

スマホの充電器(スマホしか外界との連絡手段がありませんので必須。)

保険証(事前に持ってきて下さいと言われます。もし療養中病院に行くことになったら保険適用で治療が受けられます。)

→実際に療養中症状悪化し、オンライン診療を受けました。必ず持参するように。

財布(自宅→ホテルまでの送迎は無料ですが、帰りの交通費は自腹です。私は600円位でした。

ゴミ袋(部屋にはゴミ箱がありません。ゴミ捨ては食事の時しか行けないのでゴミ袋は持っていきましょう。)

最低限必要なのはこんなもんですね。買い物出来ないと聞いて色々持って行ったんですが、

ほとんど使いませんでした。使う余裕もなかったというのが正しいかもしれません。

★持って行ったけど不要だったもの★

・タオル(あっても1枚でよかったです。備え付けのタオルを洗って繰り返し使えばOK)

・本(かさばるし読む気力がなかったです。読むなら電子書籍のがいいかも。)

・洗濯グッズ(洗剤・柔軟剤はホテル側で用意してくれてました。部屋干しになるので洗濯ロープとピンチはあってよかった)

・水分(ペットボトル何本も持ち込みましたがポカリだけでよかったかな…毎食時いろはず1本もらえるので。)

★ホテルに備え付けであるもの★

ハンガー・冷蔵庫・TV・給湯器&湯沸かし器・マグカップ1個・コンセント2個・ユニットバス

シャンプー・ボディソープ・リンス・歯ブラシ・髭剃り・フェイスタオル&バスタオル1枚ずつ

上記に加え弁当が1日食・毎食時にいろはず500mlが1本支給されます。逆に言うとこれ以外は一切なし。

ホテル療養1日目 8/20(土)

まず初めに、ホテル療養は申し込みをして抽選でホテルに入れるかが決まります。

はっきりとした基準は書いてありませんが、基礎疾患あり・妊婦・高齢者・症状が重い方優先のようです。

当時高熱(38~39℃)に加えSPO2(酸素飽和度)の値が93%まで下がっていたので、そのせいかも?

ホテル療養の抽選はその日ごとなので、外れたら次の日も申し込まないといけません。

私は申し込み続けて2日目で連絡が来ました

8/19(金)の17:00すぎ、携帯にいきなり保健所から電話が来て、『明日からホテル療養になりますがよろしいですか』

と言われます。断ったらもう当たらない気がしたので了承。ホテルの場所・迎えが来る時間・用意するものを伝えられます。

翌日10:45に迎えが来ると言われたので、大急ぎで療養生活に必要なものを準備しました。

8/20(土)10:00 またも知らない携帯から電話。とりあえず出る。知らないおじさんの声。

タメ口で『◎◎くん?あと1時間後に着くからで待っててね、よろしく。』と言われ切られる。

多分バイトの人なんでしょうけど、いきなりタメ口はどうなんだ。医療従事者か役所の人では無いことを祈ります。

10:30 おじさんから再度電話。『今下着いたから来てもらっていいかな。よろしくね。』

相変わらずタメ口。まあいいかと思いながら車に乗り込む。

白いミニバン?でした。見た目は完全な私用車。中はアクリル板で隔離されてました。

11:30 車で1時間程走ったところでホテル到着。外国人のスタッフが看板を掲げています。

『こちらに電話してください。◎◎◎~』と電話番号が書いてあります。

指示通りに電話するとホテルスタッフが出て、マスク着用の上ホテルに入るよう指示される。

そのまま裏口から入ると防護服の看護師がおり、説明とルームキー・パルスオキシメーターを受け取り部屋へ向かいます。

部屋は10階でした。ごく一般的なビジネスホテルの1室。

感染対策でアメニティと家具が撤去されていました。

前回の自主隔離生活で泊まったカビ臭さ全開のホテルと比べたら天国です。

11:40 すぐに自室の内線から電話。カタコトのスタッフから療養生活の説明がありました。

ざっくり言うと外出不可・買い物不可・・洗濯不可・調理不可・食事とゴミ捨ては決まった時間のみ

食事は1日3回(7時・12時・18時)・寝具の交換・ルーム清掃は感染対策でNG。後は退所日まで大人しくしててねとのこと。

この辺は事前に調べてあったので問題なし。

11:50 今度はスマホの方に看護師から電話。健康観察と治療についての説明でした。

1日4回マイハーシスに健康観察の入力をする必要あり(入れないと電話来る)・ホテル内は医療行為不可

状態悪化の場合はオンライン診療or搬送になる・感染対策でバイタル測定は自分で行うという内容。

この1日4回の健康観察入力が7:00,12:00,17:00,21:00の4回なんですが、非常にめんどくさかったです。

具合悪くて寝てると時間過ぎてしまうことがあり、そうすると電話が何度もかかってきます。

無料でホテル&食事まで用意してもらってるので仕方ない事ですが、療養中は静かに過ごさせてほしいですね。

健康観察は朝夕の2回でいい気がしました。

12:00 全館放送でアナウンスが流れます。

『食事の準備をするので部屋から出ないでください』30分後→『食事の準備が終わったのでお弁当を取りに来てください。』

『食事は今から1時間以内に済ませてください。』

このアナウンスが流れたら弁当を取りに部屋から出られます。ゴミもこの時に廊下の黒い感染BOXに入れます。

弁当を置く部屋から1人1個弁当と水のペットボトルを持って部屋に戻ります。

部屋には電子レンジが1個あり、弁当を温めることができます。大人気なのでタイミングを見て温めに行きます。

弁当は普通の仕出し弁当です。

朝はパンやバナナ、スクランブルエッグなどが出ます。

昼はうどんやかつ丼、魚の塩焼き等。夕食はハンバーグや唐揚げなど。味は普通です。美味しくはないです。

このアナウンス、大音量で1日3回流れるので非常にうっとうしいです(笑)

具合悪くて寝てる時も容赦なく流れるので強制的に目が覚めます。

+先ほどの健康観察入力があるので、正直ゆっくり横になって過ごせるのは21時以降です。

この日は発症から日が浅いこともあり、咳が止まらず息苦しくて仕方なかったです。

SPO2も93%まで低下。正直に健康観察に入力したら看護師からめっちゃ電話が来ました。

『大丈夫ですか?症状はどうですか?薬は飲んでますか?』みたいなことを聞かれます。

発熱外来でもらった薬は飲んでいるがもう残薬がないこと・薬飲んでも症状が軽快しないことを伝えます。

翌日同じ看護師から電話が来て、オンライン診療の予約を取ってくれました。

18:00 弁当を取りに行くついでに他の療養者がどんな人たちか観察。

私と同じフロアの人たちは男女半々くらいで、皆20~30代の若者でした。

男女でフロア分けしているわけではなさそうです。皆パジャマかジャージ・スエットでした。

弁当を食べる気力も食欲もないので、1口食べて後は廃棄してしまいました。

21:00 最後の健康観察を入力して就寝。元気ならTV見たり持ってきたタブレットで映画でも見たいところですが、

そんな元気はありません。

持ってきたゼリーを冷やしてあったので、喉が痛い中かろうじて摂取。

個人的にはゼリーは必須ですね。1日に必要なビタミン等の栄養素が入ってるやつをおすすめします。

ホテル療養1日目はこれで終了です。2~最終日までこの流れが続くので、

続きはさくっと次の記事で書こうと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました。


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