発達障害の当時者会に行ってみたレポ

看護

おはようございます。

今回は、発達障害の当時者会に参加した時の話をしてみようと思います。

当時者会とは

当時者会(とうじしゃかい)とは、簡単に言うとその病気や障害に当てはまる人だけの集まりの事です。自助グループと一緒ですね。

私で言うと、発達障害の人だけ、もしくはADHDの診断が下りた人だけ、ということになります。

まずはインターネットで 『ADHD 当事者会』 などと検索します。すると沢山の集まりが出てきます。

その中で、オンライン/オフラインの会を選んで、参加申し込みをします。

なんせ見ず知らずの人と会ったり喋るわけですから、参加ボタンを押すまでかなり躊躇しました。

私はなぜかZoomやTV電話など、会った事も無い人と画面越しに話すのはダメですが、直接会って話すのはOKというタイプです。

なのでオフラインで通えそうなところを探して応募してみました。

当事者会のルール

当事者会には、大抵似たようなルールがいくつかあります。

・当事者会で話した内容は、参加した人だけの間で共有し、他の人には話してはいけない。ネット等で公開してはいけない。

・当事者会に参加した人の個人情報を周りに話したり、公開してはいけない。

・参加者の話を否定しない。最後まで聞く。

などなど。

私が参加した当事者会は特にルールが書いていませんでしたが、マナーとして参加した日はお話しないことにしました。

内容も参加した団体や個人が特定できるようなことは話さない事にします。多少フェイクも入れています。

あくまで当事者会の流れと雰囲気をお伝えして、これから参加してみたい人向けに聞いて頂ければ幸いです。

当事者会の雰囲気

さて、いざ決められた場所・時間に向かいます。

市民ホールや会議室を借りているようなところもあれば、民家の1室や飲食店を貸切ったようなところもあるようです。

スタッフらしき人に挨拶して、消毒・検温を済ませて席に座ります。

私が参加した時のフォーメーションはまさにこの画像のまんまでした。

小学校の教室で机全部後ろに下げて椅子だけ円形に並べた時を思い出します。

世代・性別は関係なく、老若男女問わず参加していました。

見た目はボサボサの人もいれば、きっちり髪型・服装を整えている人まで様々です。

こういうのはいわゆる『常連さん』がいるものですが、思ったより複数回参加者はいなかったですね。

すでに輪が出来ていて居心地が悪い、ということはありませんでした。

司会役の人が最初に挨拶をして、みんなで挨拶をします。

飲み物が配られて、自由に飲んでいいスタイルでした。

司会役の人は進行も務めますが、話題は決まっておらず、参加者同士で決めます。

参加してくる人は何かしら気になる事や目的があって参加しているので、気になった事を気兼ねなく話す感じです。

発言したいときは、手を挙げるか『話してもいいですか?』と伝えてからにします。

1つの話題につき何分、と決まっているわけでもなく、ずっと同じ話題の時もあれば、5~10分に1度話題が変わることもあります。

会の終了時間が来たら、全員で『ありがとうございました。』と言って終了します。

1人で帰ってきましたが、別に気まずさもなく皆パラパラと帰っていました。

当事者会に参加してよかったのか?

これに関しては迷わずイエスです。

ADHDや発達障害は見た目では分からないので、同じような障害を抱える人と会えたのはいい経験でした。

皆優しいですし、同じ悩みを抱えているので『あるあるだよね』という内容が多く共感できました。

障害なしの人にADHDのことを話すのはかなりハードルが高いですが、当事者同士だと気軽に話せるのが一番大きかったです。

また開催される際は参加してみようと思います。

気になる方は『◎◎(困っている障害や病気・ケガなど) 当事者会』で調べてみてくださいね。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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