お久しぶりです。Kです。
なんと最後にブログを書いてから『17日』も経ってしまいました。
毎日ブログ書く宣言はどこへ行ってしまったのやら。
この17日間何をしていたかというと、ほぼ働いておりました。
週2日休みの内1日はバイト。
残り1日はやりたいことまとめてやるタイプなので、ブログは先延ばしにして人と会う約束してたり、溜めてたゲーム消化してました。
にしても放置しすぎましたね。反省してます。
また今日から書いていきます。継続は力なり。
では本題いきましょう。
看護師は勉強しなくてもいいのか?
結論:看護師は勉強しないとダメです。
『何当たり前のこと言ってるんだ』と言われそうですね。
看護学校でも『看護師は一生勉強』と耳にタコができそうなほど言われたものです。
『勉強しないとダメ』と言いましたが、
実際は『勉強しないと後々自分の首を絞めることになる可能性が高いので少しずつでいいから勉強は続けた方がいいよ』です。
理由を説明していきます。
免許があれば仕事には困らないが、
勉強しないと仕事をこなせない
Q:なぜ看護師は勉強しないといけないのですか
A:知識と技術がないと仕事にならないからです
皆さんはアルバイトをしたことがありますか?
単発の日雇いバイトなら、その日指定された場所に行って言われたことをやれば終わりです。
日雇いバイトが楽なのは『覚えることが少ない』&『人間関係のしがらみがない』からです。
日雇い以外のバイト、例えばコンビニでもレジの打ち方・商品の陳列の仕方・ホットスナックの調理法など
『覚えないといけないこと』が沢山ありますよね。覚えないと仕事になりませんから。
おそらくほとんどの方は、先輩や店長に教えてもらってメモを取り、最初は失敗しつつも少しずつ覚えていったはずです。
あれも『勉強』なのです。
看護師の勉強もこのアルバイトと基本は一緒なのです。
『覚えないと仕事にならないから勉強する必要がある』ということです。
ただ看護師に限らず、医療系は人体の仕組み・疾患の種類と機序・治療内容と使用する薬・医療に関係する法律など
『覚えないといけないこと』の範囲がめちゃくちゃ広いのです。
さらに医療の情報はアップデート速度が異常に速いので、勉強してもすぐ新しい情報が出てきます。
40年以上医師をしていた前職場の医長も分からないことは都度本やスマホで調べていました。
看護師(医療従事者)は『働いて生きていくために勉強必須』なのです。
勉強しないといけないのはわかった。
じゃあ何からやればいい?
看護師という仕事は『名称独占』かつ『業務独占』です。
免許がない人が看護師を名乗ってはいけない(名称独占)し、看護師の仕事をしてはいけない(業務独占)のです。
『業務独占』の仕事は免許がないとそもそも仕事が出来ませんので、就職には困りにくいと言われています。
看護師の仕事は地域包括支援センターや保健所勤務、クリニックや教員なら頭脳労働メイン。
病棟や施設なら肉体労働メインになります。
もしあなたがまだ学生さんなら、
解剖生理学から学ぶことをおすすめします。
私は腎臓内科にいたので腎臓の例でいくと、
そもそも『腎臓ってなんの働きするの?』を知らないと疾患も薬も見たところで全然分かりません。
腎臓に限らず、各臓器の働きとその臓器の機能が低下するとどうなるのかは知っておいた方がいいでしょう。
『脳外行きたいから脳の勉強!』という人もいますが、実際の患者さんは1つの疾患だけ持っている方がまれです。
主病名が脳梗塞でも糖尿病・高脂血症・前立腺肥大の既往ありで廃用進んでるとかそんな感じの人ばっかりですよ。
出来る範囲でいいので一通りの解剖はおさらいしておくといいでしょう。
あなたが現役の看護師なら、まず仕事で使う部分だけ覚えましょう。
仕事を始めるととにかく忙しいので、帰ってゆっくり勉強する時間も気力もありません。
解剖から振り返り始めたら一生終わらないので、トラブルシューティングから始めます。
先輩や上司に言われたことを直す場合、『具体的に言われた部分だけ』直せばOKです。
『仕事が遅い』=内容はOKということ。所要時間を数えて短縮できるよう手順組み直す
『〇〇がダメ』=どこがどうダメなのか?できれば本人に確認してそこを直せばOK
①その日仕事で困った部分を紙に書き出す
②処置の手順・薬の効能など調べればわかることは調べる。
③時間に関することなら処置そのものにかかる時間・前後のスケジュールを見直す
処置の場合、準備が8割というくらい大切です。使用物品の種類・数・観察点・所要時間などは具体的にしておきましょう。
私は風呂やリビングでカンペ無しで処置の手順言えるように練習してました。
あなたが新人さんの場合、先輩に『次はどうするの?』と突然聞かれる率はかなり高いです。
そこでパッと答えられるようにしておくとあなたの身を守ることにつながります。
毎日勉強しないといけないのか?
Q:休みの日も勉強した方がいいですか
A:理想はできたらいいですが、無理してやらなくていいです。休みの日は休む。
最初に言っておくと、一番やってはいけないのは仕事の前日に夜更かしして勉強することです。
睡眠時間はそのまま次の日の仕事のパフォーマンスに直結するので、最も削ってはいけない部分です。
食事と睡眠はケチらない方がいいです。
そもそも毎日勉強した方がいいと思ってる人ならすでにやっているでしょう。
私はめちゃくちゃズボラなので、休みの日はほぼ勉強しません。休みは休み。
日中は好きな事やって、夜は8時間以上しっかり寝てました。
ただ次の日オペや検査が入っているとわかっていれば術前術後看護の勉強はしてましたね。
その分仕事の日は朝5時起きでちょっと勉強したり、
誰よりも早く出勤して点滴準備したり情報取ってました。
仕事のことはできれば仕事中・最悪帰って1~2時間でまとめて終わりにしたいのです。
結論:勉強してないと明日の自分が困る部分はやっておこう。
夜更かしして勉強するくらいならさっさと寝よう。
何度も言いますが勉強より睡眠が一番ですよ。
クリニックに転職してからの勉強
Q:クリニックって勉強することあるの?
A:沢山あります。むしろ勉強しないとやっていけません
精神科クリニックは採血と患者さんの気分が悪くなった時の対応以外技術的なことはほぼやりません。
ですから、『処置』に関しては全く勉強しなくなりました。
その代わり、今まで知らなかったことについて勉強しなくてはいけません。
傷病手当申請・自立支援医療・生活保護・漢方・精神科系の薬(抗精神薬・向精神薬・SSRIなど)
発達障害・精神科系の疾患についてetc.
単純に興味のある分野もありますが、別にいきなり勉強が好きになったから勉強してるわけではありません。
『知らないと仕事にならないから』です。
私の働いているクリニックは人件費の関係で最少人数で回しています。
事務員+看護師+経理の仕事をやっているので、自分が仕事できないと自分の首だけでなく周りの首も絞めてしまいます。
病棟時代、できないことは怒鳴られる代わりに誰かがやってくれましたが、今は人間関係のストレスが無い分代わりがいないという感じ。
業務量についてはかなり余裕があるので仕事中にメモをまとめて自宅で清書orPCに打ち直すだけで済んでいます。
初めて医療事務の仕事をしてみて分かりましたが、『マルチタスク×期日守る×正確さが要求される仕事』ですね。
看護師は職場環境最悪ですが、仕事内容は事務より看護師の肉体労働の方が自分には向いてそうです。
病院で働くクラーク(医療事務)さんは偉大だった…!
総括
・勉強しないといけない理由は『仕事で使うから』
・どの仕事も多かれ少なかれ勉強は必要
・時間が無いなら仕事で必要&
知らないと困る部分から勉強
・休みの日はしっかり休む。特に睡眠大事。
バーっと書き上げましたがオリンピックのこととか連休の過ごし方も書いとけばよかったですね。
その辺はまた次回。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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