おはようございます。
3日連続で東京都のコロナ感染者数が1万人切りましたね。東京都は7750人。全国で81491人でした。
新型コロナウイルス 都道府県別の感染者数・感染者マップ|NHK特設サイト
収束とまではいきませんが、減少傾向にあるのはありがたいですね。
ただ7750人だと第6波のピーク時レベルなので油断は禁物です。
さて、タイトルの通り。
いい精神科の見分け方とは?というお話です。
今回は働く側ではなく、自分が受診する場合の見分け方ですね。
自分の職場と同業他社の対応を見て思ったところを書いてみましたので参考にしてみてください。
①医療機関のHPはあるか?きちんと更新されているか?Google口コミは?
まずはこちら。
今どきホームページのない医療機関はほとんどありません。
おじいちゃん先生が1人でやっていてHPが無い場合はありますが、そういう所はあまりおすすめできません。
最低限HPがあること。休診日や予約状況などの更新が行われているか確認しましょう。
精神科のGoogle口コミは極端なコメントが多いので、参考程度に。
やけにコメントが多くて★4.0以上や2.0以下だと逆に怪しく感じてしまいます。
②完全予約制か?受付の態度・電話応対は?
まず、きちんと診察してる精神科はほとんど予約制か、完全予約制です。
完全予約制と予約制の違いは、毎回電話or受付できっちり診察時間を決めて予約するかどうかです。
完全予約制の方は初診も再診(2回目以降)も予約が必ず必要で、予約なしだと受診出来ません。
予約制は初診が予約必須、2回目以降は予約なしで来てもいいですよのパターンが多いですね。
web予約OKのところは受診の敷居が低い分、予約がかなり混雑してることが多いです。
完全予約制でもその日の診察状況によってはかなり待たされます。
患者さんは待たされると怒る方が非常に多いです。
反対に時間きっちりで終わる所は内容に関わらず話を途中でぶった切られるということなので…
目的が決まっていて、薬もらってさっさと帰りたい患者さんもいると思うので、難しい所です。
これは完全に私の感覚ですが、予約が取れない精神科ほどきちんと診療を行っている気がします。
予約一杯で待ってでも受診したい患者さんが沢山いて、リピート率が高く診療も流れ作業ではない可能性が高いからです。
いつでも予約取れる精神科がダメとは言いませんが。
大抵の精神科は電話予約なので、電話したら受付の態度を確認しましょう。
言葉遣い、応対の丁寧さなどなど。タメ口で急かしたりするところはヤバいです。
診察をするのは先生ですが、きちんとした医療機関ならスタッフの教育も行っています。
③精神科専門医・精神保健指定医を持っているか
医療機関のHPを見ると、大体院長や在籍医師の経歴が書いてあります。
精神科専門医・精神保健指定医を持っていればちゃんとしてる可能性が高いです。
指導医まで持ってたらまず間違いないでしょう。精神科で数年以上きちんと勤務されてきたという証明です。
精神科だと少ないですが、心療内科だと精神科専門医なしで開業されている先生もいます。
もちろんいい先生もいますが、精神科が専門ではないということは理解しておいた方がいいと思います。
産業医を持っている先生は企業の顧問をやってたりするので、労働関係のメンタルヘルスには強かったりします。
④実際に受診して、症状や治療内容の説明をきちんとしてくれるか?
一番重要な部分ですね。
初診でこちらの病状を話した後に、今あなたがどんな状態で、これから行う治療はどういうものか、
使う薬のメリットとリスク(副作用)をきちんと説明してくれるか。
口コミで多いのが、『話をちゃんと聞いてくれなかった』というもの。
初診は保険診療上の関係で約30分程度が一般的であり、他の患者さんの予約もある関係上、
1人の患者さんの話を延々と聞くのは難しいです。
精神科は精神疾患や精神的な悩みから起こる症状の治療を目的にしている医療機関です。
例えば恋人の不倫が原因で落ち込み・イライラがある場合。
落ち込み・イライラという症状に対する治療は出来ますが、恋人の不倫は精神科ではどうにもできません。
職場で上司にパワハラを受けている場合でも、パワハラされたことで生じたうつ状態・食欲不振等の症状に対する治療は
できますが、パワハラ自体を無くすのは難しいです。
医師が休職の必要があると判断した場合は、休職の診断書を出すことがあります。
しかし、配置転換しなさいとか、上司を交換しなさいという診断書は出せません。それは会社の問題だからです。
精神科はお悩み相談所や何でも解決屋さんではないので注意が必要です。
⑤最後は主治医との相性
これを言っちゃうと身も蓋もないですが、最後はあなたと先生の相性次第です。
どうやっても合わない先生というのはいます。お互い人間なので仕方ないです。
内科医でも肺炎が得意な先生もいれば、消化器の治療が得意な先生もいますよね?
同じように、精神科医もうつ病や職場のメンタルヘルス問題に詳しい先生もいれば、
子供の発達障害や統合失調症・認知症治療が得意な先生もいます。
それぞれ得意分野が異なるのです。
どうしても主治医が合わないと感じた場合は、紹介状を書いてもらって転院することをおすすめします。
精神科は大体転院時に紹介状が必要なので、転院前に紹介状をお願いしますと言えば書いてくれます。
紹介状は転院先の宛名が分かっていれば保険適用になりますので、転院先の医療機関名は伝えておきましょう。
以上、働く側から見たいい精神科の見分け方でした。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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