こんにちは。
ふと思うことがあったので、私が人見知り(コミュ障)を治した方法について書きます。
まずやること:自分のコミュ障のタイプを知ろう
人見知り・コミュ障(コミュニケーション障害)といっても、人それぞれ苦手な事は異なります。
そもそも言葉が全く出てこないのか、1対1なら会話できるレベルなのか、異性とだけ話せないのか。症状を分析する必要があります。
まずは、あなたがどんな場面でコミュ障が発動するのか・またどんな症状があるのかをメモしましょう。
そして、解決の為に何をすればいいか考えていきます。
コミュ障を治した具体的取組み
私の場合、子供の頃は1対1、かつ同性や大人相手なら問題なくしゃべれました。
問題は異性と話せない・複数人で話すと無言になりがち、人前での発表ができないことでした。
子供の頃は人見知りを治そう!具体的に作戦を練ろう!とか全く思ってなかったのでかなりチャンスを逃しました。
逃したチャンスは偉い人とのコネ・異性との出会い・留学の誘いなど惜しいものばかり。
まあ後悔してもしょうがないので、成人してから本格的に人見知りの克服に乗り出したのです。
私のコミュ障症状で最も有害だったのは、複数人で話す時に空気が読めない・無言になりがちなことでした。
もともと同性の友達はそれなりにいたので、集団で過ごすことが多かったです。
集まって話す時に自分の主張ができないと、不利な選択をさせられることが多いです。
私は聞いた内容を頭で理解して言葉に出力するまでのスピードが人より遅いので、会話に付いていけていないことが原因だと分かりました。
ですから、長いあいづちを考えるのはやめて、少なくともイエスorノーはすぐに言えるように訓練しました。
会話の訓練と言っても、普段の何気ない会話で「俺はやめとく」「参加する」とか短い言葉で返事をする練習をするだけです。
これだけで意思を伝えることは出来ますし、男同士の会話なら不機嫌な奴だとも思われません。
今も大人数の会話は少し苦手ですが、意思表示をするようになってからは気まずい時間を過ごすことはなくなりました。
苦手なシチュエーションを無理に伸ばす必要はありません。大人数の会話時は意思表示とツッコミ役に徹するだけです。
次は、人前での発表です。これは他人としゃべるわけではないので、訓練でかなり改善できます。
人前での発表が上手くいかないのは、経験不足・喋る内容&話の流れが決まっていないこと・緊張してしまうことが主な原因でした。
緊張も元をたどれば、何を話したらいいかちゃんと準備していないがために焦ってしまう事が原因です。
まずは、発表をすると分かった段階で入念に準備をする必要があります。
私は高校~大学時代にかけて、人前で発表したり、大勢の前で司会をやったりすることが増えました。
高校は委員会と部活の部長をしていたため、大学はグループワーク・ゼミ・プレゼンの機会が多かったからです。
高校生の時は、発表があるとわかってから裏紙・メモ帳・付箋などにしゃべる内容を書いて持つようにしていました。
後は家で読み上げる内容のリハーサルをして、当日に臨みます。
当日緊張して無理そうならメモをそのまま読んでもいいし、重要なワードだけメモをチラ見して確認してもいいです。
コツは、自分で思っているよりだいぶゆっくり読むことです。人間緊張していると早口になりがちです。早口のスピーチは聞いててお粗末です。
発表は他人と言葉のキャッチボールをしているわけではありませんから、慣れると会話より楽です。
何回も発表をするようになると、多少の事では緊張しなくなります。内容よりもゆっくり、堂々と読むことが大切です。
後はとにかく発表の場数を踏むのも大事です。何十回もやると体も慣れて緊張しなくなります。
プレゼンの神様と言われたスティーブ・ジョブズも練習・リハーサルを何十回とやってから本番に臨んでいたそうです。
部活だって試合前に沢山練習するし、テスト前も勉強しますよね。それと同じで、発表も練習が必要なんです。
最後の人見知りの壁は、異性との会話です。
令和の時代にこんな事を言うとコンプライアンスに引っ掛かりそうですが、私は全然興味がない・あまり可愛くない女性とはわりと話せたのです。
ただ、ちょっといいなと思ってる女性や、興味はなくても見た目がそこそこかわいい子相手だと緊張してどもったり酷いありさまでした。
異性と話せるようになったのは、かなりの荒治療を経たからです。
まず私は服装・髪型がめちゃくちゃダサかったので、友達にコーディネート&美容院を紹介してもらいました。
見た目を整えて女性と一緒にいても恥ずかしくない格好になった後、街コン・合コンなどに連日繰り出していました。
もちろん最初はロクに相手にしてもらえませんでしたが、周りの上手くいってるやつらを観察して、いいところは真似をするようにしました。
その内メールアドレスの交換(当時スマホなんてなかった)・デート・交際まで持って行けるようになったのです。
一度彼女ができてからは、女性に対する幻想みたいなものがスパッと消えました。それ以降はどんな女性とでも緊張せずに話せるようになりました。
まとめ:コミュニケーションのPDCAを回そう
PDCAとは、PLAN(計画)・DO(実行)・CHECK(測定・評価)・ACTION(対策・改善)の略です。
ビジネスの世界で使われる言葉ですが、コミュ障・人見知りを治すのにも十分使えます。
- PLAN(自分はどんな場面・どんな症状が出るかを書き出す。それに対する改善方法を考える)
- DO(考えた方法を元に、実際に試してみる)
- CHECK(試してみた結果、どうだったのか評価する。上手くいかなかった場合は、なぜ上手くいかなかったか?どうしたら上手くいくか?を考える)
- ACTION(CHECKで立てた仮説を元に再度解決方法を試してみる。上手くいった方法はメモしておき、次回から使えるようにする・よりブラッシュアップする)
なんか偉そうに書きましたが、要は考える→やってみる→振り返る→またやってみるの繰り返しです。
ダメだったやり方は次から使わない。違う方法を試してみる。上手くいった方法は使い回す。これで大体何とかなります。
行動量はもっとも大切ですが、何も考えずにただ特攻してもやられるだけです。試験勉強しなかったら100回受験しても100回落ちるのと一緒。
自分の頭の中で解決策が出なかった場合は、ネットに頼りましょう。今どき検索して出てこない情報などありませんから。
今日はコミュ障の解決法について書いてみました。人見知りは思った以上に人生の損失が大きいですから、早めの対策をおすすめしておきます。
それでは。ここまで読んで下さりありがとうございました。
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