ADHDと結婚

看護

こんにちは。

今日は結婚についてお話します。

結婚してから必ず言われる言葉

私は数年前に結婚したのですが、それ以来独身の友人に会うたび必ず言われる言葉があります。

それが、「結婚してどうなの?」と「結婚した方が良かったと思う?」です。

結論から言うと「結婚はした方がいい」です。少なくとも私はそう思います。

それはなぜか?というのはこのあとお話していきます。

元々、私は結婚に乗り気なタイプではありませんでした。

一生独身でいる気はなかったですが、結婚した当時はまだ好きなことに自分のお金と時間を使いたい気持ちがあったからです。

ただ、これで自分が飽きるまで好き放題な生活をしてたら、その後私が結婚したいと思うような女性はみんな結婚してるだろうな、とも思いました。

何より当時の彼女(今の妻)はとても性格がよかったので、ここで結婚するしかない、と思い結婚に踏み切りました。

私に結婚した後のことを質問してきた人たちは、結婚する前の私と同じで不安や疑問をたくさん抱えていたんだと思います。

その気持ちは私もよくわかります。私も先に結婚した友達に同じことを聞いたからです。(笑)

当時私が同じ質問をした時、友人は「まあ、ふつうだよ」とか「そんな変わらないよ」的な返事をしてました。

今同じ質問をされたら、私も同じように答えるかもしれません。

結婚自体は儀式というか、婚姻届けに必要なことを2人分書いて役所に提出するだけです。

急に見た目や性格が変わったり、特殊能力が身に付くことはありません。変わるとしたら同居してからですね。

ですから、結婚したことそのものについて聞かれても、特に言う事はない、というのが答えでしょう。

もし聞くなら「結婚して生活のどこが変わったか?」を具体的に聞く方がいいです。

発達障害でも結婚できるのか?

これに関しては「私は結婚しました」としか言えないです。

結婚できるかできないかは、発達障害の有無ではなく相手との相性や適性、その人なりの気遣いができるかどうか、などが大切だと思います。

私が持っているADHDは遺伝する確率が高いと言われているので、子供にも遺伝しないかは少し気になりますが、遺伝は個人ではどうしようもありません。

それよりも、配偶者や支援者、医療機関などと何かあった時にきちんと話し合える体制を作っておくほうが大事だと思います。

私の周りにも発達障害持ちで結婚している人はたくさんいます。むしろ定型(非発達障害)の知り合いの方が結婚してないかも。

発達持ちで結婚してる人はユニークな人が多いですが、配偶者とは仲良くやっているなあ、という印象があります。

発達障害自体は治る・治らないというものではないです。

ですから、結婚できる・できないについては発達障害のことで悩むより、見た目・服装・言葉遣い・気遣いなど、治せるところを迅速に改善する事をおすすめします。

結婚のメリット・デメリットを考えるのはやめよう

結婚して数年経った今だから思いますが、結婚をメリット・デメリットの面から考えるのはやめたほうがいいです。

これを考え出すとまず結婚に踏み切れなくなります。特に色々計算したり、法律について調べ始めたらどんどん足が重くなります。

だって、経済的に考えたらどう考えても独身・実家暮らしが最強です。これで家にお金を入れなければすぐ小金持ちになれます。

親が優しければ家事も全部やってくれますし、ご飯も勝手に出てきます。インフラもタダ乗り、家賃ゼロ。破格の待遇です。

実際私がそうだったのですが、これでメリット・デメリットを比較し始めたら結婚する経済的メリットなんかないです。

結婚したら基本的に配偶者と賃貸or買った家でローン返済しながら暮らすことになります。

毎月家賃またはローン・生活費を払い、家事は全部自分たちでやることになります。当たり前ですね。

結婚した今でも実家暮らし最強説は変わっていません。独身で実家暮らしだと、体感で年収+100~200万円分位お金を使えます

もし結婚のメリット・デメリットを並べ始めたら、多分デメリットの方が多いと思います。

特に男性は資産を持って行かれたり、親権も不利、裁判でも不利な立場になるのでなおさらです。

ただ、それは結婚生活が上手くいかなかった場合のリスクの話です。経済的には独身×実家暮らしが最強です。時間も当然独身の方が自由です。これは間違いありません。

それ以外は結婚生活がうまくいけば、結婚後の方が楽しいと私は考えてます。

私は結婚してよかったと心から思ってますし、もう子供部屋おじさんに戻りたいとは思いません。

ここに箇条書きで結婚前後のメリット・デメリットを書き並べようかとも思いましたが、やめました。

知識として結婚・離婚のリスク等を知っておくのはいいことだと思いますが、相手のステータスや性格などを1つ1つ品定めするようなことはやめましょう

結婚はゴールではないということ

最近では手軽に恋人や結婚相手をネット経由で見つけることが出来る時代になりました。

今後こういうサービスはより発達していくと思います。

婚活というワードもよく見かけるようになりましたが、結婚はあくまでも通過点、もしくはスタートです。

出会ってから結婚するまでの期間より、結婚して死ぬまでの期間の方が明らかに長いです(離婚しなければ)

ということは、結婚するための婚活より、結婚してから円満にやっていく方に時間と頭とお金を使った方がいいんじゃないでしょうか?

まあ性格も見た目もいい人は他の人も放っておかないですから、恋人を探す段階では局所的にリソースを投入して交際にこぎつける必要はあるでしょう。

結婚後に必要なのは、相手ときちんと話し合うこと話し合える関係性です。お互いの生活のクセを擦り合わせて、折り合いをつけていくということです。

そう考えると話し合いがまともに出来ない相手と結婚して一緒にやっていくのは厳しいかなあ、と思います。

結婚についてはセンシティブな話題なので、この辺にしておきます。

結婚するか迷っている人に私が声をかけるとしたら「結婚はしといた方がいいよ」と言います。

ですが、別に結婚したくない人はしなければいいし、その辺は個人の自由意思で決めればいいという考えです。

日本人がみんなコスパ・条件重視になって結婚する人がまったくいなくなっても、それはそれで仕方ないことです。

この記事を読んでくれた方が結婚について何か1つでも参考になることがあれば幸いです。

それでは。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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