ADHDあるある⑤支援者を増やそう

看護

おはようございます。

5:00起きを目標に毎日過ごしてるんですが、6:00まで二度寝してしまいました。

上手く行かなかった時は上手く行かなかったなりに修正すればいいと思ってるので、朝の予定を変更します。

とりあえず日課のブログを書きましょう。

ADHD当事者は1人で生きていくのは難しい

約30年生きてきて強く実感したのがこれ。

ADHD当事者は1人で生きていくのは難しいということです。

1人暮らしが出来ないという意味ではなく、生活に支障が出ないように生きるうえで

1人でも多くの人の支援が必要という意味です。

『人は1人では生きていけない』という言葉はよく言われますね。金八先生も人と言う字は~と言ってました。

社会で生きていく上で人と全く関わらずに生きるのは不可能とは言いませんが、

余程意識して避けない限りは難しいでしょう。生活必需品も社会インフラも全て人が作ってるわけですから。

ほとんどの人はどこかで人の手を借りて生きてる訳ですが、

ADHD当事者はその手がより多く、かつ手厚く必要になると考えています。

理由はこの後ご説明します。

ADHD中核症状へ1人対応するのは限界がある

毎回記事の中でもお話してますが、ADHDの中核症状は3つあります。

多動性・衝動性・不注意の3つです。私は特に不注意が酷いタイプです。

人によって症状の程度はばらつきが大きいです。

どの症状も社会で生きていく上で、『詰み』になりかねない要素を持っています。

発達障害という言葉が広く認知されてきた影響で、当事者や自分の子供がADHDだった場合の

対策もネットや本で沢山見かけるようになりました。

ADHDの方へオススメの対策17選〜仕事・生活・二次障害に分けて徹底解説〜 (kizuki.or.jp)

「働き始めて発達障害に気づいた…」そんなとき自身や職場はどうすればいい? 大人の自閉スペクトラム症対策 | ダ・ヴィンチWeb (ddnavi.com)

対策方法を知って実践すれば、劇的にミスが減るものも多いです。

上の画像で言うと、机の上の物を減らすのは非常に効果がありました。

その日から実践できるうえに、明らかに書類の取り違えが減ります。

しかし、1カ月くらいするとまた元に戻ってたりします(笑)

1人でADHDに立ち向かおうとすると、いくつかの困難な壁が立ちふさがります。

そもそも対策がわからない・面倒くさくて調べられない

対策が分かっても、実行・実践できない

一時的に実践できても、継続できない

対策を実践→継続しても、ミスや不適切な行動が治らない

嫌になる・面倒くさくなって何もやらなくなる→①へ

自分で心当たりがあるのはこんなところです。ADHD故の特性なのか、生来の性格なのか。

能力の低さがそうさせるのか。原因は分かりません。

いずれにせよ、自分1人で抱え込んでどうにかしようとすると、改善どころか

余計症状が悪化すると判断しました。

いい歳したおっさんに近づいてようやく、

自分の力だけで矯正するには限界があるという結論に至ったのです。

1人でも多くの支援を得よう

なぜ他の人の支え、支援が必要になるかという理由は上記の通りです。

1人ではどうにもならないことが多いということですね。

学生の頃から、自分が苦手な事を人に任せるという事は行ってきました。

得意な教科の宿題を引き受ける代わりに苦手科目を教えてもらう。

忘れ物をしたらお互いに貸し借りする協定を結ぶ

部活で計算・帳簿類が得意な後輩に予算管理を任せる。

委員会の発表で人前で話すのを引き受ける代わりに、台本を作ってもらう。

バイトで指示出し&接客をやる代わりにフォロー・ミスの回収を頼む

などなど。

それでも社会に出て、正社員として働き始めたらつまづいてしまいました

今までやってきた以上に人に助けてもらわなければならない事が多かったのです。

この事を痛感してからはどうでもいいプライドを捨て

頭を下げて助けてほしいと正直に伝えるようにしました。

もっと馬鹿にされるかと思いましたが、正直に面と向かって伝えると案外受け入れてくれるものです。

もちろん受け入れてくれない人もいます。その時は運が悪かったと思って、他の人を当たりましょう。

おかげで、今でもミスや抜けだらけですが、以前より相当生活はしやすくなりました。

私生活は家族(妻)が全面的に苦手な部分の指摘・フォローをしてくれる

職場は理解があり、細かい作業やチェックの仕事は他のメンバーに回す・改善策を提示してくれる

友人はいつも通り接してくれる・旅行先での予約・計画を立ててくれる

こんな感じです。支援してくれる人や組織は多ければ多いほど生きやすくなると思います。

今はネットで探せば当時者会や相談機関も充実しています。

家族・友人・職場に頼れない方はぜひ調べて支援の手を広げてほしいです。

ADHD 相談・受診Q&A|知って向き合うADHD【保護者向け】|塩野義製薬 / 武田薬品工業 (adhd-info.jp)

東京都にお住まいの方はこちら。他県の方も県ごとに相談窓口が必ずあるはずです。

身近な相談窓口を探す | 東京都発達障害者支援センター(TOSCA) (tosca-net.com)

助けてくれる人を増やすために

ポイントは、

自分の苦手な部分を正直に伝える

何がどこまで出来て、何困っているのか。相談する人に何をどう助けてほしいのかは考えてから伝えた方がいいです。

1つでも多くのコミュニティ(相談先)を作っておく

例えば、1つだけの相談相手に仕事もプライベートも何もかも支援を依頼すると、相手は疲れてしまいます。

相談相手も自分の人生があるのです。話を聞いてもらえるだけでもありがたい位の気持ちでいきましょう。

依存関係になってしまうと関係悪化、関係の破綻に繋がります。

お互い持ちつ持たれつの関係を作れるのが理想です。

いざと言う時に話を聞いてくれる人(場所)は、複数持って分散させましょう。

仕事の事は職場、プライベートな内容は友人、発達障害の特性がらみの相談なら当事者同士で分けるなど。

自助努力は怠らない

助けてくれる人を増やすのは大切なことです。

しかし、並行して自分でも生活上困っている内容を改善する努力・意思は見せましょう

助けてと言ってる割に何の努力や改善も見られなければ人は離れていきます。厳しいですがそういうものです。

努力してもどうしようも出来ない部分があるという事を理解してもらえれば助けてもらえる可能性は上がります。

私は他の人に気づいてもらえる程度の誇張やアピールはしてもいいと考えています。

それでいざと言う時助けてくれる人が増えれば万々歳です。

書いてたら熱が入ってきて長めに書いてしまいました。

私はこれからも、多くの人に助けてもらわないと生きていけないと感じています。

そして、残りの人生で助けてもらった分のお返しをしたい支援の手が必要なのに手が届いていない人に支援の輪を繋げたいと考えています。

大それたことを言いましたが、その為にもまずは自分自身で取り組まないといけないことを1つずつやっていきます。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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