ADHDと人生の幸福度

看護

こんにちは。

先週ようやくタスク軍団を処理して、落ち着いて過ごせるようになりました。

月~水曜日もブログ書くだけの余裕はあったのですが、ボケっとしてたら木曜になってて震えています。

時間が経つ速さは一定なんですが、歳取るたびに体感時間はどんどん短くなりますね。恐ろしい。

では今日のネタについて話していきます。

日本人は幸福なのか

あなたは今、幸せですか?

なんて聞くと、宗教勧誘みたいでめちゃくちゃ胡散臭いですね。(笑)

でも、世の中、特に日本では日々の暮らし人生そのものに不満を感じながら生きてる人が多いのかなあと感じてます。

データではどうなのか調べてみたら、こんな記事がありました。

「世界幸福度ランキング2019年版」日本の要因別順位(世界156か国中)

健康寿命 2位(74.8歳)
GDP 24位
自由度 64位
寛容さ 92位
腐敗のなさ 39位

日本人が「幸せ」を外国人より感じない根本理由 「世界幸福度ランキング」の結果をもとに分析 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net) より引用

これ2020年の記事なんですが、日本の幸福度ランキングは62/156位だそうです。

真ん中よりは上だけど、特別高くはないですね。もっと上かと思ってました。

健康寿命2位は日本が安全で衛生的、医療福祉サービスの発達した国であることを示しているのかなあと感じます。

ただ国民の寿命が長い国って超少子高齢化してるんですよね。

GDPっていうのは、国内総生産のことです。国内で生産されたすべてのサービスやモノから、流通費・原材料費などを引いた価値の事を示します。

GDPが高い国というのは、軒並み先進国です。超ざっくり言うと、国の景気や経済状況が良ければ高くなります。

「世界幸福度ランキング」では日本のGDPは24位となってますが、2024年の日本のGDPは世界4位だそうです。これは誇っていいのでは。

日本の去年1年間の名目GDP ドイツに抜かれ世界4位に後退 | NHK | GDP

次に、「自由度」です。自由度ってなんやねん、と思ったんですが、ググったら人生の選択の自由度、寛容さのことだそうです。

ヨーロッパやインドみたいにカースト制や貴族制ゴリゴリ残ってますってこともないし、まだマシな方なんじゃないか・・・?

生まれてこの方ずっと日本人やってて感じることとしたら、経済格差ですかね。路上で物乞い・ホームレスしないとやっていけません!ってわけでは無いですが、金持ちと貧乏の差がすごい

絶対的貧困(国・地域の生活レベルとは無関係に、生きるうえで必要最低限の生活水準が満たされていない状態)ではないです。

代わりに、相対的貧困の世帯数は多い気がします。相対的貧困とは、ある地域社会の大多数よりも貧しい状態を指します。

日本の相対的貧困率 日本では、等価可処分所得が約127万円以下が相対的貧困に該当する。とあります。

「貧困の定義」とは? 相対的貧困と絶対的貧困の違いを解説 | ELEMINIST(エレミニスト)

等価可処分所得というのは、年収の手取り金額のことです。たとえば、年収が300万円だと、手取り金額は約240万円になります。

引用元の記事によると、経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本の相対的貧困率は2016年で16%を上回り、これはG7のなかでは米国に次いで高い比率となっている。とあります。

明日食べるご飯がない!というわけではないけど、周りの人に比べて使えるお金が少ない。だから家もいいところに住めない。好きな物が食べられない。服も安物。娯楽も楽しめない。そんな感じかな。

今日は経済格差について話したいわけではないので、これ以上は突っ込まないでおきます。

92位の「寛容さ」、これもよく分からなかったのでググりました。「立場や意見の違いに対して理解を示し合う他者への寛容さ」ということだそうです。

これは幸福度ランキングの中でぶっちぎりに低い理由が分かる気がします。X(旧Twitter)見てるとあちこちで一年中マウント合戦してます。

例を出すと、金持ちVS貧乏・男性VS女性・障害者VS健常者・経営者VS労働者みたいな構図で炎上しまくってます。

私は疲れるのでこういう言い合いには参加しないし、ミュートしちゃう派です。

最後、「腐敗の無さ」。これは…腐敗がないというより、「腐敗がある(あった)ことを隠そうとする文化」が強いんじゃないか?という気がします。

私の主観ですし、外国行ったことないので比べようがないんですけどね。

何をすれば幸福を感じるのか?

さて、世界の幸福度ランキングを見てみましたが、これだと主語が国なのでイマイチ実感がわきませんでした。

個人が生きていく中で幸福を感じる・楽しく生きていくには何が必要なんでしょうか。

最近友人と会うと話題になるのは、結婚・子供についてですね。これは私と周りの人の平均年齢が30代だからかもしれません。

結論、結婚したから急に幸せを感じるかと言われたらそんなことはないです。独身の方がいい!ってこともないですが。

そもそも独身VS既婚という軸では幸福かどうかの判断は出来ないと思います。

一番いいのは周りで幸せそう・楽しそうに暮らしている人の特徴を観察して、真似するのがいいんじゃないでしょうか。

私の周りでいうと、ある程度お金に余裕がある・自由時間に好きな事をできている・将来(未来)に向けた活動ができているってとこでしょうか。

お金に余裕がある、というのは金持ちってことじゃなくて、焼肉が食べたいと思った時に焼肉屋に行ける、くらいの感覚です。

常に財布に3000円しかなくて、給料日までこのお金で過ごさなくてはならない…って状況だと心に余裕がなくなります。

自由時間に好きな事をできている、は時間&心のゆとりがあるってことですね。

今の私の場合、ヘルニアの痛みがヤバすぎて好きな事ができてませんから、その分不満を感じています。これは幸福な状態ではないですね。

家の中ではアザラシとかオットセイみたいな恰好してないと痛くて悶絶します。

時間の余裕について。1日8時間働く&寝るとして16時間。起床~出勤までで2時間。帰宅に1時間。帰宅して料理・風呂・歯磨き等家事で2時間。これで20時間としましょう。

残り4時間のうち、1~2時間自分の時間が取れたらいい方かな、というのが私の考えです。

次。将来に向けた活動ができているか。これは30代になってかなり重要性を感じている部分です。

10代、20代の頃は漠然と将来に希望を持って生きていくことができていました。(俺は海賊王になる!的な)

ですが、30代になると、自分の未来予想図がはっきり見えてきます。すると、将来見えてる自分がショボすぎて自信が持てなくなることがあります。

たとえば、今の仕事をあと10年続けたら年収は約〇〇〇万円、貯金は約〇万円。転職するとしたら〇年以内にしないと厳しい。みたいな。計算ができちゃうんですよね。

これが10代なら、「飲食の仕事してたけど、医学部再受験するぞ!」とか、「ITスキル付けてエンジニアになるぞ!」でもいいと思うのです。

真逆の方向のキャリアプランを描いたとしても、それを可能にするだけの時間や若さがあるからです。

20代でも、まだなんとかなります。それまでに貯めたお金を使って、人生の方向転換ができるからです。転職、進学も余裕でしょう。

実際20代前半で学校入り直して180度方向転換した経験があるので、これは自信を持って言えます。

30代になるとなぜ将来に希望を持って活動することが難しいかを考えてみたんですが

  • 年齢・体力的に業種・職種の変更が難し
  • 進学・就職の合格・採用率が低下する
  • 進学した場合は年収が0になり、生活が苦しくなる
  • 異業種転職だと年収低下・スキルの学び直しになる
  • 選べる未来の選択肢が加齢とともに狭まる
  • 年齢が上がるほど人間関係の形成が難しくなる
  • 結婚・子供を作れる機会・可能性が減少する

こんなところでしょうか。20代までは年収もある程度どんぐりの背比べ。恋人や配偶者の有無もそこまで差が無かったりします。

しかし、30歳を過ぎると周りが急に手のひらを返したように結婚・出産ラッシュ。昇進・転職・転勤・上位資格取得で環境が変わります。

実際はみんないきなり変わったんじゃなくて、少しずつ変化してた結果が見える形で表に出てきたのが30代、というのが正しい気がします。

資格で例えると、合格しない限りAさんが今すぐ受かりそうなのか、まだ合格点の3割しか取れないのかは分かりません。どの位勉強してるかなんて人に言わないですからね。

ある日Aさんが試験に合格して友人に話すと、話された側としてはAさんが最近勉強を始めて、いきなり資格を取ったように感じるのです。

話が長くなってすいません。結論、将来に向けた活動をするには、目標設定と、今日から行動することが大事です。

未来の自分の為に、目標を立て、記録を付けよう

例えば、今27歳で30歳までに結婚したいとしたら、期限は3年です。内1年はお互いの様子を見る期間として設定すると、28か29までには恋人を作っておきたい。

するとできれば1年以内には彼女を作りたい。連絡を取り始めて付き合うまでに3回はデートするとしたら、最短でも1~2カ月はかかりそうです。

土日休みだと会えるのは平日夜ご飯を食べに行くか、土日デートするか。同時に2人いい感じの人がいると、1日中デートするならそれぞれ土日に1回ずつしか会えません。

それぞれ毎週土日を使ってデートするとしたら、3回ずつで告白するまで最短3週間かかります。2人も上手くいかなかった場合は、また最初からです。

1年は52週間しかありません。わかりやすく毎週毎回同じ2人とデートして、3回目で告白するとします。すると1年で出会えるのは52÷3=約17人です。

毎週土日全く違う人とデートするにしても、104人としか会えません。そんな風に考えていくと、27歳の人が30歳までに結婚する為には思ったより時間がない事に気づきます

こうやってある程度目標と計画を立てないと、自分がいつまでに・何を・どれくらいやればいいのか全然わからなくなります

「そんなもんいらねえよ!」と言う人はそれでいいんですが、私は目標がないとあっちこっちへフラフラ行ってしまうので、目標設定は必須です。

目標を立てて物事を進めていくと、だんだん自分の実力や、目標達成に必要なものごとの量や質がわかってきます。

目標に向けて活動するときは、必ず途中経過を具体的に記録に残しましょう

たとえば、私は毎日日記を書いています。そこに、「今日は20:00~22:00まで過去問の1~100問までを解いた。結果は55点で、〇〇の範囲の正答率が低かった。」のように書きます。

この習慣を続けると、自分が1日何時間勉強できるのか・解けるのは何問で、どこが得意・苦手なのかという輪郭が浮かび上がってきます。

習慣を続ける中で自分の実力を知り、目標までに必要な努力量を計算して、修正をかけていきます

やってるうちに勉強・恋愛・仕事・趣味など、どの分野でも同じように考えたり、計算できるようになってくるはずです。

最後に。自分にとっての幸福と、それを知るために

いつものように脱線事故を起こしてますが、お許しください。

私が言いたかったのは、

  • あなたにとって幸せだと感じる事は何か知ろう
  • 楽しく・幸せに生きるために目標設定・記録の習慣をつけよう

大きく言うとこの2つです。

長い記事を書いた時って、気合いを入れて書いてることがほとんどなんですが、大体伸びないんですよね。(笑)

さくっと3分くらいで読める記事をたくさん書いた方がいいんですかね。youtubeショートやtiktok的な。

ま、好きで書いてるので良しとしておきます。それでは。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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