おはようございます。
久しぶりに4:30起き成功しました。昨日22:30ごろ寝たからかも。
ゆっくり朝ごはんを食べる時間があり、非常に調子がいいです。
今日は長所を伸ばすべきか、短所を補うべきか~という話題に言及します。
結論:良い所を伸ばすべきだが、最低限社会で求められるレベルまでは苦手の克服が必要
身も蓋もないですが、結論どっちも大事です。しかし、社会で生きていく上では最低限の土台がないと確実に詰みます。
という訳で、順番としては苦手の克服(最低限の社会性の習得)が先だと考えます。
本当に効果的なのはどっちなの? 長所を伸ばす vs 欠点を補う – Sirabee
ネット上にこんな調査結果がありました。
見る限り、若いうちは短所を克服すべき、30代~以降は自分の良い所を伸ばした方がいいという意見が多いようです。
若いうちの方が柔軟性があり、物覚えもいいので苦手を潰した方がいいという意見は合理的なのかもしれませんね。
しかし、これは一般人、定型の方を対象にしたアンケートです。
ADHD,ASD,LD等の発達障害の方を集めてアンケート取ったらまた変わってくるかと思います。
社会で活躍されている発達障害の方は、芸能人、アーティスト、タレント等、才能と個性が上手くかみ合って成功した方が多く見られます。
彼らは才能があるので、多少のKY発言やコミュ障的な行動も個性として受け入れてもらえます。
ADHDであることを公表されている有名人は黒柳徹子さんやセカオワのフカセさん等ですが、
あの2人がサラリーマンやOLに向いているかというと…て感じですよね。
実際TV番組で見かけると、多少空気が読めない発言などは見られますが、『面白い人』として受け入れられているようです。
本当にまずい部分は編集でカットされているのかもしれませんが。
何の能力もない発達障害者は何からやればいいのか
さて、問題は芸能人などの才能やスター性がある発達障害の方ではなく、
私の様に何の才能も能力もないが発達障害特性のある人はどうしたらいいのか?という話です。
私は1度サラリーマンとして就職しましたが、向いてないどころか早々に限界を感じたので辞めてしまいました。
そこで手に職を付けようと思い、お金を貯めて看護師になったのです。
無事看護師にはなれましたが、同級生がせっせと働いている中、学生をやっていたので社会常識がかなり抜けていました。
私の様に社会常識が抜けている場合は、最低限のルール・マナー・対人関係スキルを叩き込む必要があると考えます。
個性や長所というのは、最低限の土台があって、その上に成り立つものだからです。
例えば、会社の面接に『自由な服装』で来てくださいと言われて着ぐるみやパジャマで行く人はいないと思います。
それは個性ではなく『常識があるかどうか』を見ているのです。
自分に欠けている『社会常識』はどの部分か分析・学習しよう
世の中の大半の方は、就活をして、何らかの会社に入社すると思います。
であれば、就活で最低限求められるスキルは習得が必要になります。
靴ひもやネクタイの結び方、スーツの着こなしが出来ないと、そもそも就活では全滅します。
靴紐が縦結びになっていたり、ネクタイがズレる結び方してたり、スーツの第2ボタンまで閉じていたりしてませんか?
これらは全てやらかした事があるから分かるのです。
面接のドアの開け方、挨拶、敬語での受け答え、自己紹介、志望動機等もそうですね。学生ならギリギリ教えてもらえるかもしれませんが、
1度フリーターや既卒になるとお金を払わなければ誰も教えてくれません。
もしサラリーマンやOLになりたい、スーツを着て仕事をするような会社に入りたい場合は、この辺から直す必要があります。
今はYouTubeやインターネットの記事で調べれば、大抵のことは無料で載っています。
10年前なら本屋さんでマナー本を買わないといけなかったような事でもタダで情報が手に入る素晴らしい時代です。
『就活 マナー』等の言葉で検索してみて下さい。
無事に入社出来ても、その先には上下関係、飲み会の作法、仕事の得意先とのやり取りなど、壁が沢山あります。
これらは看護師でも必要ですが、サラリーマンだとかなり高度なレベルを求められます。
マナーや対人スキルが仕事の成果に直結するからです。
私は就職するまで、毎日満員電車に揺られて何をしてるかも分からないようなサラリーマンをバカにしていた時期がありました。
しかし今となっては、サラリーマンを出来るのは一種の才能ですごいことだと考えを改めました。
注意された部分は全て直そう
学校でも会社でも、上司や先輩から注意を受けることがあると思います。
『ここはこうした方がいいよ』と言われたら、反論せずに、『わかりました』『すいませんでした』と一旦条件反射で返事をしておきましょう。
明らかに理不尽な内容や、根拠を持って答えられるなら反論してもいいのですが、経験上あまりいい結果になった事がありません。
発達障害当事者には難しい所ですが、日本では正論を言う事が正しいわけではないという場面が多々あるのです。
理屈として正しいかどうかよりも、感情や社内での立場、忖度(そんたく。他人の気持ちをおしはかること)が優先されるからです。
『そんなの理不尽だ』と思われるかもしれません。そうです。世の中は不公平で理不尽なのです。
会社に入ったらその会社のルールに従わなくてはなりません。反抗してもやっていける能力のある人はいいですが、
そういう人は必要なスキルを学び終えるか、見切りを付けて大抵すぐいなくなってしまいます。
特に能力もなく、他でやっていく自信も無い場合は大人しく組織に従っていた方が安全ではあります。
注意された部分はすぐに直すか、最低でもメモしておいて次は同じ失敗をしないように気を付けましょう。
いかがでしたでしょうか。
正直、最初から『長所を伸ばして生きよう!出来ない事は無理にしなくていいよ!』と言いたいのですが、
実際それだと社会で生きていけないのでやめました。
日本人の平均収入並みに稼いで生きていきたい場合、やはりそれなりの対人スキルや社会常識は必要になるからです。
ITスキルや農業などで一山当てたような人、職人系の仕事だと無口で頑固でも収入を得られたりしますが、
それはそれで専門性やお金の勘定をする能力が必要になります。
最低限の社会性を身に付けたら、後は長所を見つけて、伸ばしていきましょう。
得意不得意を見つける方法③社会人編 – 精神科看護師Kのブログ (investnursek.com)でも紹介しています。
興味のある方は読んでみてください。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
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