こんにちは。Kです。
先日申し込んだGoogleADSenseが申請1日で通りました。
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いくら稼いだかと言いますと、運営開始から今日までで16円です。
1記事書くのに2~3時間かかっているので大赤字なのです。
それでも続けるのは、単純に書くのが楽しいのと意外と読んで下さる方がいるからです。
誰もこのブログを読んでくれなくなったらそっと閉めようかと思います。笑
零細ブログですが、どうかこれからも暖かい目で見ていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
では今日の本題行きましょう。
ずばり職場のヤバい人から身を守る方法です。
ヤバい人=職場にいる【お局】【上司】【プリセプター】【同期】など。
『自分以外』のスタッフ全員が対象です。
かつ【意地悪】【理不尽】【悪意がある】【害を及ぼす】など、
同じ職場にいるだけであなたが【不利益】を被る存在とさせてください。
働いているとヤバい【患者】【利用者】にももちろん出くわすのですが、
今回は記事の対象から外させてください。
【患者】【利用者】は関わる時間が一時的であること・疾患が原因でせん妄や暴言・暴力に至っている可能性があることなどから、スタッフと一緒くたにしてしまうと話が嚙み合わない恐れがあるからです。
以上のことを踏まえてお話させてください。
ではいきましょう。一番大事な話からします。
職場の『ヤバい人』を変える根本的な方法はありません。
これです。「じゃあ意味ないじゃん」とブラウザバックしようと思ったあなた。
ちょっと待ってください。
心理学の有名な言葉に『過去と他人は変えられない』というものがあります。
あなたが相手に対して何か働きかけたから相手が変わったように見えても、それは
『あなたが相手を変えた』のではなく、相手が『何か思うことがあったのかなかったのか知らないが、勝手に対応を変えた』だけなのです。
もっと具体的な例でいきましょう。
あなたは新人看護師です。病棟に事あるごとにキツく当たってくるお局がいます。
あなたは自分が『勉強不足だから』『仕事が遅いから』『目を付けられているから』いつも怒られると思っています。
では勉強して、仕事が早くなり、媚びを売ったらお局は変わるでしょうか。
答えは『変わる可能性も0じゃないけど、多分変わらない』でしょう。
なぜならお局が『なぜあなたにキツく当たるか』はお局本人にしか分からないからです。
口では『アンタは仕事が遅い』『全然勉強してない』などと言っても本当にそう思って言ってるかは分かりません。単に理由をつけて意地悪している可能性もあります。
本当だった場合も、『どこまで仕事が早くなれば怒られないのか』『何をどの程度勉強したら怒られないか』は分からないですよね。
どこまでも『ヤバい人』に合わせていたら、あなたは消耗して疲れてしまうでしょう。
つまり『相手に言われたことで悩む時間』
『相手に言われたことを直そうとする手間』は
かけるだけ無駄なのです。
無駄にならない例があるとしたら、相手が自分に具体的に『どこがどう間違っているから、こうするといい』という言い方で言ってきた場合です。
この場合は言い方がキツくても具体的な指摘になっていますので、内容だけ頭に入れるのはアリです。
私の伝えたいことがお分かりいただけたでしょうか。
最初に強く言っておきたいのは、とにかく『ヤバい人を変えようとしない』・『相手に合わせて消耗してはいけない』ということです。
私がよく使う例えですが、職場の『ヤバい人』=災害なのです。
地震や雷、洪水なんかは自分1人の力ではどうしようもないですよね?
それでいて生活区域をめちゃくちゃにしたり、仕事を失くしたり・命を奪うこともあります。
災害は全くの気まぐれであなたの人生を破壊するのです。
あなたの人生はあなただけのものです。
『ヤバい人』を変えられないなら、どうするか
ここからは次の話に移ります。
職場の『ヤバい人』を変えるのは無理ですという話をしました。
しかしそのままでは、相変わらず『ヤバい人』はのさばり続けます。
そこで大切なのはあなたの自己防衛になります。
自分の身は自分で守る必要があるのです。
私は最初の職場でその病院に30年以上居座っている『最強お局』に目を付けられました。
その結果最終的に転職することになったのですが、転職に至るまでに最優先で守るべき要素と、
効果のあった自己防衛策を公開します。
『ヤバい人』から最優先で守るべき要素
1位 健康
1位は『健康』です。具体的にはメンタルと体調両方ですね。
どちらか片方が崩れるとじきにもう片方も崩れてきます。
『なんだか最近疲れると感じる事が多い』『なんだか最近食欲がない。体が痛い』
日常生活に重大な支障が出るほどではないけれど、心身に『なんだか』違和感があるというのが
心身の健康を崩し始めているサインです。この違和感を放っておくと悪化することが多いです。
まずは食事・睡眠・入浴など基本的な生活が送れているか見直してみて下さい。
食事も喉を通らない・食べても戻してしまう
眠れない・悪夢が続く・眠れた気がしない・断続的に起きてしまう
シャワーも浴びれない・洗濯や洗い物もできない・急に忘れ物が増えた
急に涙が出てくる・ぼーっとして何も考えられない・職場に行くのが息が詰まるほどつらい
この辺りの症状が出ていたら即心療内科あるいは精神科を受診してください。
『お金の方が大事』という方もいますが、私は断然健康推しです。
日本で生きている限り、飢え死にすることはまずありません。
日本には生活保護や失業手当・傷病給付金など働けなくなった人を救済する制度が充実しています。
あなたに借金があって、働けなくなり返せなくなったとしても、任意整理や自己破産、支払い猶予申請などお金のトラブルに対する法制度も整備されています。
看護師で多いのは奨学金の返済問題ですが、事情があって奨学金が返せない場合、
①返還期限猶予 ②減額返還制度 ③債務整理など救いの手がいくつも用意されています。
病院から奨学金を借りていて、体調を崩して退職…といった場合にブラック病院だと
『一括で金払え』などとヤ〇ザ顔負けの取り立てをしてくることがあります。
こういった場合も正しく法制度を知っていれば怖がることはないのです。
『お金がなくなったから人生終わり』ではないのです。
しかし、一度健康を害してしまうと復帰には数週間~年単位の時間がかかります。
その間の医療費もバカになりません。
お金に関しては法律や支援してくれる人の存在があれば見通しが立ちやすいのですが、
健康を害した場合は基本病院に行くしかなくなってしまいます。
何があっても『ヤバい人』にあなたの健康を破壊させてはいけません。
2位 お金
『お前今金より健康の方が大事だって言ったじゃねーか』と突っ込まれそうですが、
健康と比べたら…という話でお金は大事です。
職場の『ヤバい人』が原因であなたが休職・退職・転職することになっても、
基本的に『ヤバい人』からお金を取るのは難しいです。
あなたが長期間日記やタイムカード、ボイスレコーダーで証拠を集めたとしても、
それらを使って『ヤバい人』『ブラック職場』から賠償してもらうためには『裁判』が必要になります。
裁判は非常に長い期間とお金・専門家の協力が必要でとても法律の素人1人で戦って何とかなるものではありません。
日頃から自分の身に何かあった時のための貯蓄は必要なのです。
病気やケガで休職になった場合は『傷病給付金』・12カ月以上勤めて退職したら『失業手当』が受け取れますが、これらは『医師の診断書』『身分証や印鑑などの必要書類』『申請から受給まで一定期間必要』といった条件があります。
そもそも手元に1円も無い場合、『病院にかかるお金』『診断書の発行費用』『役所や通院への交通費』などの『お金の支援を受けるために必要なお金』がないという悪循環に陥ってしまいます。
あなたが職場の寮に住んでいる場合、退職したらすぐに退寮しなければならないことが多いです。
すると当然転居しなければならないので、転居の費用も考えると10~20万円は手元に残しておきたいですね。
あなたが悪いことは何もないはずなのですが、
『ヤバい人』は直接的または間接的にあなたのお金(貯金)を根こそぎ破壊していきます。
第3位 自信・尊厳
3位はこちら。メンタルと被るのですが、あえて分けました。
『ヤバい人』はあなたの自己肯定感や尊厳を破壊するのが大得意です。
『アンタこの仕事(看護師)向いてないよ』『患者さん殺すよ』『お金もらってるんだよ!?』
『もう〇月なのに何もできないんだね』『そんなことも知らないんだ』『自分で調べなさいよ』
『アンタが1番仕事できないよ』『〇〇さんはもう出来てるのに』『発達障害なんじゃないの』
『誰もアンタに看護されたくないって思ってるよ』『アンタみんなに嫌われてるよ』
など。全部実際に言われたことがあります。
「よくこれだけ相手を不快にさせる言葉が次から次に出てくるな」と感心しそうになります。
今思うと『なんだろう、それ全部あなたの感想ですよね』の一言に尽きます。
しかし医療業界のことを何も知らない1年目の私はこれらの言葉のナイフでズタズタにされたのです。
私は『人間は皆平等』とか『あなたはかけがえのない大切な命なんだよ』などと言う気はありません。
しかし、不当に人にケチを付けて相手の自信を失くさせたり尊厳を傷つけるのは良くないことだと思っています。
これらの言葉の暴力を受けた場合、一番やってはいけないのは『一人で抱え込む』ことです。
『私はダメな人間だ』『もう看護師としてやっていけない』『死にたい』などと思い始めたら
仕事どころか私生活まで送れなくなってしまいます。
もしあなたが職場の『ヤバい人』にこれらの言葉の暴力を受けた場合、
『気にしない』『録音&言われた時間/日付/内容を紙に記帳する』『然るべきところに報告する』
の3点セットでいきましょう。『然るべきところ』とは職場の上長や労働基準監督署など。
言葉の暴力はパワハラにあたりますので合法的に『ヤバい人』を追放できます。
『ヤバい人』が暴言や恫喝など、『証拠に残る行為』をしたら『よっしゃ!ラッキー』と思いましょう。
録音に使うのは小型のボイスレコーダーをおすすめします。
SONY/OLYMPUS/Panasonicあたりの大手メーカーの1番安いやつでいいです。
私のおすすめはオリンパスのボイストレックです。安くて性能もいいです。
本当なら名誉棄損で損害賠償も取りたいところですが、個人相手に裁判は非常にコスパが悪いです。
『ヤバい人』は上長に報告して『島流し』にしましょう。
気に入らないなら放っとくなり関わらなければいいのに、相手を徹底的に破壊するまで叩く。
それが『ヤバい人』なのです。
以上、最優先で守るべき要素TOP3をお伝えしました。
もうこれらの中でだいぶ話してしまいましたが、次は
『ヤバい人』に対して効果のあった自己防衛策を紹介します。
効果のあった自己防衛策
1位 録音・記帳
はい、1位はこちら。少し前のところでも紹介しましたが『録音』と『記帳』です。
要するに『ヤバい人』が法的・倫理的にアウトな行動を証拠として残せればこちらの勝ちです。
もっとも証拠を掴みやすいのは音声で暴言を言われた時になりますので、録音は非常に有効です。
やり方も簡単で、仕事中にポケットに入るサイズのボイスレコーダーを持ち歩くだけです。
中にはコナン君が使ってそうなペン型の物も売ってますが、ちゃんとしたものは高いですし、
安物は性能に不安があります。mp4で録音からファイル化までしてくれる日系大手メーカーのものを
おすすめしています。
『ヤバい人』と一緒の勤務になった時や個人的に呼び出しを食らった時など。
ほぼ確実に『来るっ!』と思ったら録音ボタンを押しましょう。
+して、その日のいつ・どんな状況で何を言われたかを日記なり専用のノートに記帳しておくと完璧です。
法的な証拠として使えますので必ず録音と一緒に残すようにしましょう。
1度や2度の暴言では理解のない上長の場合『あなたも悪い所があったんじゃないの』などと
言いくるめられることがあります。このタイプの上長は『ヤバい人』とズブズブであることがあり、
最悪あなたからの報告を『ヤバい人』に流して状況がさらに悪化する場合があります。
その場合は再度証拠を集めるか、自分からさらに上の上長に報告しましょう。
信用できる人間を見極めるのも地獄のような看護の世界で生きていくためには大切なのです。
2位 多くのコミュニティを持っておく
第2位はこちら。1位が『攻めの防衛策』なら2位は『守りの防衛策』になります。
要するに、『自分の味方を増やしておきましょう』という話です。
看護師は基本的に口が軽い人が多いです(笑)
これが良い悪いとは言いませんが、病棟で『ヤバい人』から身を守るために『同じ職場の先輩』にすぐに相談するのはいったん待った方がいいでしょう。
見た感じ信頼できそうな人でも裏では『ヤバい人』と通じているパターンがあります。
私もこれで痛い目を見たので次からは気を付けようと思います。
同じ病院内で味方を作るなら、確実に信頼できる人か違う部署の人にしておくことをおすすめします。
私は同じ部署に信じられる人がほとんどいなかったので違う部署の同期や先輩を頼りました。
家族や友人は関係が良好なら力強い味方になってくれますので早いうちから相談した方がいいですね。
今時らしいですがSNSのアカウントを作って現状を伝え、味方を増やすのはかなり有効です。
同じように日本のどこかで苦しんでいる同期、医療関係者や一般の方などあらゆる人が見てくれますので応援や助言のメッセージをもらいやすいです。
他には趣味の集まり、学校の恩師、かかりつけ医の先生など味方になってくれそうな人はどんどん巻き込みましょう。いざと言う時に味方になってくれる人が多いほど助かりやすいですし、
実際所属するコミュニティ=居場所が多い人ほど生活の充実度が高いという話もあります。
私は苦しんでいた当時SNSをほとんど活用していなかったのでこの点は悔やまれますね。
家族や友人に頼れる人がいないあなたは今すぐSNSを始めて現状を多くの人に伝えるところから始めてください。Twitterは同じ仲間を見つけやすいのでおすすめです。
3位 距離を取る
3位はこれです。『ヤバい人』は災害のような存在だとお伝えしましたが、
普段から出来る『ヤバい人』との関わり方で最もやりやすいのは『距離をとってなるべく関わらないこと』です。
あなたにとっての『ヤバい人』が直属の上司やプリセプターだった場合は避けづらいですが、同じ部署のお局や先輩ならとにかく関わる機会を減らしましょう。
具体的には必要なことは別の先輩に聞き、相談はしない。指示を仰ぐ場合やWチェックも別の人に頼みましょう。
『ヤバい人』があなたから避けられていることに気づいて嫌がらせをしてきたらどうするか。
これは逆に相手を追放するチャンスです。録音と記帳の準備をしておきましょう。
同じ職場で同じ時間帯に勤務するのも限界になったらどうするか。
その場合は上長に相談して『(理由)があるのでヤバい人とシフトが被るのを減らしてほしいです』と直談判しましょう。まともな上司ならヒアリングの後適正な判断を下してくれます。
よくないパターンとしては上長に相談する前に『愚痴』『相談』の形で平の先輩や同期に相談することです。どこからか情報が漏れて『ヤバい人』との関係が悪化することがあります。
本気で『無理だな』と思ったら正規の手続きを踏んで『ヤバい人』と引き離してもらいましょう。
いかがでしたでしょうか。
ここまで散々職場の『ヤバい人』対策をお話してきました。
しかし、相手も人間。ここまでお話してきたことが効かない相手もいます。
頭の切れるずる賢い『ヤバい人』は自分の暴言が録音される危険も分かっていて、ボロを出さずに嫌がらせをしてきたりします。『完全無視』してきたり。見えないところでドツいてくる人もいます。
ここまでやってくる相手は完全に人間として終わっていますので同じ空間にいるだけで害悪です。
その場合は今すぐ改善が必要です。
明日にでも直属の上長(師長または看護管理の部長クラス)に報告してください。正直に
『(ヤバい人)さんが仕事中必要な事でも無視されて仕事になりません』と伝えて下さい。
このレベルの『ヤバい人』が野放しになっている場合は職場自体が歪んでいる・崩壊しているパターンもありますので、不本意ですが『ヤバい人』を追い出すよりは自分が異動または転職を考えてもいいかもしれません。
『何でたった1人のためにここまでしないといけないんだ』と思われた方もいるでしょう。
しかし『ヤバい人』には1人であなたの人生や職場そのものを破壊するパワーを持っているのです。
今まさに職場の『ヤバい人』に悩まされている方が1人でもこの記事を読んで参考にしてくださったなら幸いです。
今日は『ヤバい人』というワードを使いすぎました。笑
『お局』だけだと限定的なので別の言葉にしたんですが、もっとうまい言い方があったかもしれませんね。反省します。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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