こんにちは。
気づいたら今年もあと90日を切ってしまいました。
去年からとある資格の試験勉強をしているんですが、勉強を続ける中で「模試」の大切さに気付いたのでちょっと書いてみます。
「模試」は必ず受けろ
私は合格率の低い資格試験を受ける時、必ず「模試(模擬試験)」を受けるようにしています。
模試を受けると、自分が同じ試験を受ける人たちに比べてどの程度勉強が進んでいるのか、自分のやり方や勉強量は足りているのかが一発で分かります。
自分では勉強したつもりでも、実はぜんぜん量が足りていない、もしくは方向性が間違っているなんてこともまる分かりです。
大抵の模試は出題の項目ごとに点数計算をしますから、模試の結果を見れば自分の苦手な分野もわかります(実務、法令、事例問題など)
模試の結果を使って自分の勉強を進めるポイントは、ずばり「復習」です。
結果を見て一喜一憂して、ポイっと仕舞うか捨ててしまったら、模試を受けた意味がまったくありません。
模試の結果が届いたら、まずは自分が同じ試験を受ける人の平均以下なのか、平均以上なのか確認します。
平均以下だったら、そもそもの勉強量(時間)が足りない可能性が高いです。その場合は今までよりペースを上げて取り組む必要があります。
やりがちな勉強パターン
模試の点数を見て、全体の平均以上だった場合も、試験の足切りラインに達していない、もしくはギリギリの可能性もあるので、余程上位にいない限りは安心しないことです。
次に見るのは、各項目ごとの問題の正答率です。項目ごとの正答率がまだらな場合は要注意です。
例えば、解剖学は8割取れてるのに、行政に関する項目は2割しか取れていない、といった場合。これは赤信号です。
私もやりがちですが、こういう点数を取る人は、無意識に好きな(得意な)科目だけ勉強時間が多く、苦手な科目は避けてたりします。
資格試験は大抵6~7割程度が足切り合格ラインです。上の例で言うと、10点満点で解剖学8/10,行政2/10の場合、10/20=得点率50%で試験に落ちます。
もっと厳しい試験だと、足切り7割、かつ各項目ごとに最低4割以上の得点率が必要、なんてのもあります。得意科目だけでは受からせないぞ!という執念を感じます。
ま、人間誰しも苦手な科目や教科はあると思うので、全科目9割取れというわけではありません。最終的に受かればいいのです。
逆に言えば、どれだけお金や時間を投下したとしても、受からなければ意味ないので、努力の量と質、方向性は確認しながら勉強を進める必要があるのです。
あとやらかした経験で言うと、模試や練習問題で高得点だったからその後の勉強を手抜きしたことですかね。
模試で80~90%取れてたので「余裕で受かるだろ(笑)」と勉強量を減らし、友達と遊んだりゲームをしてたらあっという間に成績が下がりました。
その試験はかろうじて合格しましたが、合格点スレスレの点数だったので焦りました。最後まで油断禁物です。
この画像はエビングハウスの忘却曲線といって、人が覚えたことをどれくらい覚えているか?を図にしたものです。
覚えたことも、1時間後には半分以下になってしまいます。
人間の脳は忘れやすい様に出来ていますが、、何度も復習することで頭に定着します。特に模試で不正解だったところは重点的に復習しましょう。
正解の答えがなぜ正解だったのか?そのほかの選択肢がある場合、他の選択肢はどういう根拠から不正解なのか?まで言えると間違いないです。
模試代をケチるな
模試にかかるお金は資格によっても異なりますが、1回3000円~10000円というところでしょうか。
これを高いと思うか、安いと思うか。昔はケチってましたが、今は受かるためならいくらでも投資するぜ!という気分でお金を払ってます。
資格の勉強をする上で、ケチっていけないと思うものは参考書代と、模試代です。
予備校や塾に通っている人は参考書不要(予備校のテキストや教材もあるので)かもしれませんが、独学の方は必須です。
国家資格の参考書は分厚いものが多く、1冊3000円~5000円くらいします。高いです。買いますけどね。
出版社ごとに書き方や内容にかなりクセがあるので、自分に合ったものを選びましょう。私は問題や過去問の解説が詳細に書いてある奴が好きです。
模試はできれば時期をずらして2回は受けて欲しいです。夏と冬、試験数か月前と直前、みたいに分けた方がいいです。はっきり差が出て面白いです。
反対に、お金を払った割に効果がなかったものを最後に紹介して終わりにしたいと思います。
試験勉強系でお金を払った割に効果がなかったものNo.1は、「試験対策直前講座!」系です。系と付けたのは、「夏期集中講座!」も効果が薄かったからです。
人によっては効果があるのかもしれませんが、3日で50000円とかする割にはちょっと…というものが多かったです。
こういう短期集中講座系は、どうしても短期集中なので、小手先のテクニックや、暗記の語呂合わせが多いです。
後は、出題率の高い項目を一気に詰め込む内容ですかね。明らかに勉強不足の人が、こういう講座を受けて大幅に点数を伸ばすというのは聞いたことないです。
同じ50000円使うなら模試代で20000円、参考書15000円、残りはワーキングスペースやカフェなどの場所代にでも使った方が有意義な気がします。
ちなみに私は自宅か電車内で勉強する派なので場所代は使いません。行っても図書館なので無料です。代わりに文房具代に5000円位使っちゃうかも。
あ、あとこれも結果論ですが、なぜかルーズリーフで勉強するより断然ノートの方が成績が上がります。私だけでしょうか。
ノートだと見直しも楽だし、1冊2冊とノートを入れ替える度に「勉強量」が目に見えてやる気が出ます。ルーズリーフも便利なのはわかるんですが・・・
この辺は個人の好みですね。なんにせよ、万人に合う勉強法はないと思います。色々試行錯誤する中で、自分にしっくりくるやり方を見つけてみてください。
今日はこの辺にしときます。ここまで読んで下さりありがとうございました。
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