ADHDと体力

看護

こんにちは。

今週は仕事に追われてたら一瞬で終わりました。

週の半ば位にふと思ったんですが、働く上で大事なのは勉強や口の上手さよりも、まず体力だよね、という話。

今日は仕事と体力について話していきます。

何をするにも、まず体力が必要

受験の年に運動部の学生が部活動を卒業して、急激に成績が伸びることがあります。私はこの理由がずっと謎だったのです。

たとえば、元々地頭がいい生徒が部活で時間を取られていたので、部活動の練習や試合に費やしていた時間を勉強に回せるようになった。結果、成績が伸びた。

これは納得できます。勉強をやればできるタイプの人が、部活より勉強に力を入れたらそりゃ成績も上がるよね、というパターンです。

しかし、大して成績がよくない生徒でも、成績が一気に伸びるパターンも見たことがあります。これはなぜか。

理由は色々あると思いますが、1つ仮説を立ててみました。部活動を行う事で体力や根性が身に付き、1日に行動できる量が増えたからというものです。

元々頭がよくて、1時間勉強すると1.0の成果を出せるAさんがいたとしましょう。しかし、Aさんは体力がないので、1日に勉強できるのは1時間が限界とします。

すると、Aさんが1日に出せる成果はMAX1.0です。

次に、1時間勉強すると0.4の成果が出せるBさんがいたとします。Bさんは週5日運動部で練習に励んでおり、他の人よりも体力があります。

Bさんは運動部で鍛えた体力を活かして1日3時間勉強できます。Bさんが1日に出せる成果は0.4×3時間でMAX1.2になります。

このAさんとBさんを比べると、Aさんは1時間でBさんの2.5倍の成果を出すことができます。

Bさんは1時間で出せる成果は少ない分、体力があるのでAさんの3倍勉強に取り組むことが出来ます。

よく、「上手くいかないなら、人の倍練習すればいい」的なセリフを漫画やアニメ、現実世界でも見かけます。

これはその通りだと思いますが、練習量・練習時間どちらにしても、人の2倍、3倍やるのはめちゃくちゃ大変です。

集中力はもちろん、人の倍以上やるわけですから時間もかかります

他の人より要領が悪い人の場合人の2倍の量をこなすのに3倍以上の時間がかかることもあります。

じゃあ集中力を保つ・量をこなす・時間をかけて取り組むために何が必要かというと、体力がいるよね、ということになります。

運動をやっていた時の方が成績が良かった話

私の話をすると、運動部に入らず自由時間が多かった年より、運動部在籍中で使える時間が少ない年の方が成績が良かったという経験があります。

ピークに体力・筋力があった時は10km走ってもケロリとしていました。ゲームに例えると、1ターンに2回行動できるキャラみたいな感じ。

体力があった時となかった時の勉強の様子を思い出すと、体力がなかった時は、集中力が続かない・頭の回転が遅い・そもそもやる気が出ないことが多かったです。

逆に体力があった時は、集中できる時間が長い・閃きや関連する事柄がすぐ頭に浮かんでくる・自信があるので成功する姿をイメージできていました。

当時は「なんか運動やってる時の方が勉強できるわ。よくわかんないけどラッキー」程度にしか考えていませんでした。

その後運動をいっさいしなくなってから、疲れやすくなり、集中力も続かなくなって初めて「勉強と運動、体力のあるなしって関係あったんだ」と気づいたのです。

今はというと、腰のヘルニアになって運動が制限されたため、散歩しかしていません。

歩く時は3万歩ほど歩きますが、運動強度が低いので体力づくりにはもっと負荷のある運動がしたいです。

お金持ちや優秀なビジネスマンを見ていると、何かしらの運動や体を動かす趣味を持ってる人が多いです。

運動をしたからといって優秀な人になれるわけではありません

しかし、変な自己啓発本や謎の勉強グッズを買うより運動して基礎体力増強を図った方がよほど効果があります。

この記事を読んで下さったあなたも、今日から運動や体力づくりを始めてみてはいかがでしょうか。以上です。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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