ADHDと飲み会

おはようございます。

最近奥さんから『何かをやる時は時間を区切ってやったら?』と言われます。

私も分かってるんですが、そもそもそんなに要領よく生きられるなら苦労しません。

集中すると予定より長く作業してしまいますし、つまんないとすぐ投げ出します。

100均のキッチンタイマーを何個も買うのがいいと聞いたのでダイソーで買ってみようかと思ってます。

ADHDと飲み会

さて、タイトルの回収。

先日職場の飲み会に参加してきたのですが、年齢的に求められるものが増えてしんどいです。という話。

一応弁明を書いておきますが、私は飲み会自体は大好きですし、楽しいと感じるタイプです。

今の職場の飲み会は強制ではないですし、来なくても何も言われず、査定も変わりません。お金も全部出してくれます。

飲み会は大好きなのですが、飲み会の作法を直接・または暗に求められるのが苦手なのです。

職場の飲み会では、若いうちはとにかく大きい声・大きめのリアクション・歯切れのいい返事をしておけば何とかなることが多いです。

+αで上席の飲み物が空いていればビールを注ぎ、料理の取り分けをして、足りないものがあれば注文できるとばっちりです。

さらにさらに、時間を把握しつつ開始の挨拶、中間の締め、終電や二次会の時間を見越して声かけ、カラオケ等の予約までできれば最高です。

二次会(カラオケ)は二次会で盛り上がる選曲・振り付け・コール+先ほどの立ち回りが追加されてもう意味不明状態です。

カラオケはとてもうるさいので、聴覚過敏のある方には地獄のような環境だと思います。

仕事が出来ると言われる営業職の方などは、大抵飲み会の立ち回りも非常にうまいです。

飲み会自体は仕事ではありませんが、日本企業で生き残る場合、参加&飲み会でうまく立ち回るスキルは必須に近いです。

『やることをやっていれば人は付いてくる』『成果を出せばなれ合いの必要はない』という意見はとてもよくわかります。

しかし、実際働くと人間関係の大切さは嫌という程思い知らされます。

ADHDの場合、多動・衝動性・不注意の3つの中核症状にくわえ、マルチタスクが苦手という特徴があります。

もうお分かりでしょうか。

先ほど紹介した飲み会の作法は、マルチタスクそのものなのです。

マルチタスクとは?【意味を簡単に解説】シングルタスク – カオナビ人事用語集 (kaonavi.jp)

やらないといけないのは分かるのですが、上手く出来ない上に非常に疲れます。

ADHDの場合、元気よく過ごすだけなら余裕ですが、立ち回りも追加されると厳しいですね。

飲み会が好きな私でもこのしんどさ…、飲み会が苦手な人は地獄だと思います。

発達障害を持ちながら働く人は、そもそも普通の人っぽく振る舞うために膨大なエネルギーを使います。

膨大なエネルギーを使う割には普通の人ほどのクオリティを出せないので、より高い成果を求められて疲弊してしまうのです。

別に職場や上席の悪口を言いたいわけではないですが、ただただ疲れました、という話です。

うちの職場は優しい人が多いので、こうするといいかもよ!と励ましながら教えてくれた人が何人もいたのが救いでした。

飲み会では自分が楽しむよりも、全体や上席の為に動くものということが分かりましたので、

とりあえず言われたことは理由を考えずに真似してみようと思います。それで上手く行くならそれでいいのです。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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