ADHDとお金の管理

看護

こんにちは。

今日はお金についてお話します。

みなさんは、お金の管理はどのようにしていますか?

私は、スマホアプリと紙の家計簿を使って、2重の家計簿を付けています。

私が使っているのはこちら。学研ステイフルさんのやつですね。

アフィリエイトはやってないので、気になる方はググってみてください。

ADHDの人は、一般的にスケジュールやお金の管理が苦手だと言われています。

スケジュールやお金の管理は継続して・細かく・変更の度に記録する必要があるからです。

これらの細かく長期的に記録を付ける行為と言うのは、苦手な人にとっては拷問に近いです。

私も最初は嫌で何冊かノートや手帳を無駄にしました。いざやり始めても、3日ぼうず、1カ月まるまる記録しないとかザラでした。

今はなんとか家計簿を続けられています。もちろんすっぽかし・金額を忘れる・書き間違えるのはしょっちゅうです。

ここからは、なぜ家計簿をつけることにしたのか、続けるメリットは何かをお話します。

なぜ家計簿を付けることにしたのか

まずは、家計簿を始めた理由から。

私は「知らないうちに財布&銀行口座からお金がなくなっている状態」がとても不快に感じます。私だけでしょうか。

この感覚は子供の頃からありましたが、大人になるまで家計簿はつけていませんでした。

そうすると、知らない間にお金がどこかへ消えている、何なら盗まれたんじゃないか?みたいな感覚に陥るのです。

実際は90%以上私が使い込んでいたんですが、中には解約し忘れたiモードサービスの月額課金、サブスクなんかがあったのです。

1個1個は数百円ですが、2つで1200円だと年間で14400円も取られてしまいます。

若い時はお金がないですから、1万円でも大金です。そのお金があれば有意義なことがたくさんできます。

毎月無駄な物やサービスにお金が使われていると思うと、金額にかかわらずイラっとしてしまうのです。

そのままでは精神衛生的にもよろしくないので、20代のある時、思い立って家計簿を付けることにしたのが始まりです。

最初はやる気があるので事細かに記録していましたが、元来ナマケモノなのですぐにすっぽかすようになります。

当時家計簿アプリなんてものはありませんでした。ですから、紙の手帳にいちいち使った金額を書いていました。

ですが、仕分けもせず、月の支出を合算するのもめんどくさかったので、その日ごとに使った金額しか分かりませんでした。

これでは1カ月に結局何円使ったのか、また、食費はいくら、洋服にいくら、娯楽にいくら使ったかが分からないままです。

この時期の私の悪い所は、その日使った金額をただ紙に書くだけで満足していたことにありました。

この時はお金を貯める目的(車が欲しい、家を買いたいとか)が明確でなかったので、そこまでモチベーションが沸かなかったのです。

ただ、記録を付けるようになったのは大きな一歩です。クレジットカードの明細と記録を見比べて、謎の支出が増えていないかは分かるようになりました。

家計簿アプリとの出会い

スマートフォンが普及するようになり、私も初スマホに買い換えました。

スマホアプリはガラケーの頃に比べると大変便利になりました。無料で、必要十分な機能が備わっているからです。

いい機会なので、家計簿はアプリ版に切り替えることにしました。

理由は、書く手間が省けること・その場で記録できること・仕分けまでアプリがやってくれることです。

紙の家計簿で一番問題なのが、家に帰らないと記録が付けられないことです。

私はADHDなので忘れっぽい、3日ぼうず、覚えておけないと3拍子そろっています。家に帰った時には、使った金額を忘れていることが多々あるのです。

若い時はオールで飲み会・カラオケ・友達の家で遊んだりすることがしょっちゅうでしたから、家計簿をつける暇がありませんでした。

対策でレシートはもらうようにしてましたが、そもそも家に帰ってレシートを時系列にならべて、1から記録するのがめんどくさかったのです。

これでは家計簿も続かないと思い、お金は使ったタイミングでアプリに記録するように変えました

これが私のADHD特性とぴったりハマり、家計簿アプリをつけるのはうまくいくようになりました。

家計簿をつけるメリット

ここまで家計簿をつけるようになった理由をお話しました。

1行でまとめると、自分のお金がどこへ行ったのか分からないのが気持ち悪かったから、見えるようにしたかったのです。

次はメリットについてお話します。家計簿をつけてみると、色々な発見がありました。

私の収入は何円で、そのうち毎月の固定費は何円か。食費・交際費・娯楽などの変動費はいくらか。最終的に手元にいくら残っているのか。

家計簿をつけること自体は1円にもなりませんが、お金の使い方を見直す大きなきっかけになります。

特に仕分け(何に、いくら使ったのか?)をしてみることをおすすめします。

仕分けをしてみると、お金の流れから、その人の性格や大事にしていることまで分かる気がしました

私の場合、自分の家計簿を振り返る事で、今まで気づかなかったお金の使い方のクセに気づきました。

ああ、嫌なことがあった月は食費が跳ね上がってるな。だから自分はストレスを飲食で解決しようとするタイプなんだな、とか。

そういう時はゲームや娯楽に使う金額も高くなっていました。わかりやすいですね。

家計簿をつけることで、固定費の見直しにも取りかかれるようになりました

私は自宅のパソコンから動画を見る事が多かったので、スマホのデータ量はほとんど使っていなかったのです。

今までは大手キャリアの月8000円くらいのプランでしたが、すぐに止めて3000円程度のプランに変えました。

これを機に使っていないサブスクは全て解約しました。解約しても何の問題もなかったです。

私がやったことは、元はと言えば家計簿をつけただけ。つまり何にいくら使ったのかを分別して、記録しただけです。

記録しただけで、無駄を減らすところまでほぼ流れ作業で行うことが出来ました

ダイエットにも、レコーディングダイエットという有名な方法があります。

記録を毎日つけるだけで、意識と行動が変わり、自分で自分の生活をコントロールできるようになるのです。

以下に、私が気づいた家計簿のメリットを書いておきます。

  • お金の出どころ・何にいくら使っているかが一目でわかる
  • 無駄・不要な支出に気づける
  • 自分でも気づかなかった特性・性格がわかる
  • お金の流れから生活の改善点が分かる
  • 数字アレルギーがなくなる
  • 目標を立てやすくなる
  • 自己肯定感が高まる(家計簿をつけられた&継続して続けられたことに対して)
  • 家計簿をつけるだけで、支出が減る=貯金・使えるお金が増える(レコーディングダイエットの理屈)

などなど。

家計簿のつけ方は人それぞれです。私のように忘れっぽい人は、その場でお金を使うたびに記録することをおすすめします。

妻も家計簿をつけていますが、何日かまとめて書くことが多いようです。

アプリでやれば無料&手間も少ないですし、1日分の出費を記録するのに5分もかかりません。

手間に対する効果はかなり高いので、気になる方はぜひやってみてください。

それでは。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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