ADHDと検査の大切さ

看護

こんにちは。

今日は検査についてお話します。

私が検査好きな理由

皆さんは、健康診断や各種検査は好きですか?私は大好きです(笑)

昔からアレルギー検査、健康診断、身体検査、心電図とかすごい好きだったんですよね。

私はゴリゴリの文系で数学や理科はほとんど分かりません。しかし、ゲームが好きだったので、ステータスを数字で表すのが楽しかったのです。

特にRPG、育成ゲームが好きで、ドラクエ・FF、モンスターファームとかめちゃくちゃやり込みました。

昔のRPGって、ステータス(キャラクターの能力)が2~3ケタの数字で表されていたんですね。

ドラクエは一番わかりやすく、ちから40,すばやさ30,たいりょく33みたいにずらっとパラメータが並んでいました。

大体。どのゲームも共通しているのは、長所を伸ばした方が強いということ。

勇者は優等生なのでどの能力もバランスよく高いんですが、それ以外は戦士なら力と体力、僧侶なら賢さ、武闘家ならすばやさが上がりやすいです。

現実でもなんでも上手くやれちゃう人もいれば、運動が得意な人、頭がいい人と得意なことが分かれてますよね。

クラスの同級生に脳内で勝手にステータス付けするくらい能力の数値化が好きでした。

私が検査好きな理由は、たぶんその辺りの経験が原因だと思ってます。

30代になって、要検査や精密検査に引っ掛かることが格段に増えました。普通はいいことではありませんが、また検査を受けられると思うとワクワクします

検査の大切さ

皆さんも歳を取ると、何らかの検査を受けることはかなり増えると思います。

よく考えたら平均80年以上部品の取り換えもなしで24時間365日フル稼働してる私たちの体ってすごいですよね。

車は20年経てばあらゆるパーツがボロボロですし、パソコンも大体5年か10年もしたら買い替え時でしょう。

犬猫の寿命も約10年と考えると、人間の体はものすごく頑丈ですよね。

多くの人は体の頑丈さにあぐらをかいているのか化学物質たっぷりの食品を食べ、タバコや酒で内臓に負担をかけ、生活習慣の乱れで体内リズムを乱す生活をしているわけです。

めちゃくちゃ雑に扱ってるのに雨風さらしっぱなし、1度もメンテナンスしない機械、みたいな感じですよね。

若い内(新品に近い間)はそれでも正常に動作しますが、歳を取ると一気にガタが来ます。私の事です。

30歳を超えてから体調不良の回数が目に見えて増えましたカラオケオール、徹夜で一夜漬けなんて無理です。

昔から検査は好きでしたが、別に体調管理をする目的はありませんでした。単純に検査の雰囲気や結果を見るのが面白かったのです。

ですが、今は健康管理目的で検査を受けたいと強く思っております。人間ドックやってみたいです。

最近太もものMRIを撮ったのですが、左側が痛くて撮ったのに、なぜか右側に腫瘍があることが分かってしまいました

今回はたまたま映ったこと、追加の検査で良性の腫瘍と診断、問題ないことが分かったので笑い話になりましたが、これが悪性なら大変です。

この腫瘍が分かった時、まず私が考えたのは「体の調べてない部分にも見つかってない異常があるんじゃないか」ということ。

それからずっと全身の検査をしたくてソワソワしています。

明らかに病気の可能性があって、医療的に必要と判断された検査や治療には、健康保険が適用されます。

つまり、3割負担、70%オフで検査が受けられます。しかし、異常がない(見た目の変化や痛みなどのシグナルが出てない)場合の検査は100%自己負担になります。

人間ドックが10万~何百万円もするのはそういう理由があります。皆さんは人間ドックのこと、どの位知っていますか?

「ドック」は病院という意味の俗語もあるようですが、一般的には船を点検・修理するためのドック(dock)に由来するといわれています

船が長い航海のあと点検・修理のためにドックに入るように、人間も定期的にドックに入る必要がある、という考えから生まれた言葉と思われます。

人間ドックとは | 人間ドック | 稲城市立病院 健診センター (hospital.inagi.tokyo.jp)より引用

人間ドックと職場の健康診断の何が違うかというと、検査項目の多さになります。

健康診断は法律で義務付けられているので、会社に所属している人のほとんどは毎年1回は受けていると思います。

しかし、内容は最低限必要な項目だけの会社がほとんどなはずです。なぜなら、健康診断の費用は会社持ちだからです。

これでガンの腫瘍マーカーや遺伝子検査までやったら何百万、何千万円とお金がかかってしまいます。

体の異常がある時は、だいたい血液検査で異常値が出ます。それで引っ掛かって再検査の結果病気がわかる、というのが主な流れ。

しかし、血液検査だけではわからない異常もたくさんあります。その為に心電図、視力検査、聴力検査、問診などを受けるわけです。

人間ドックは職場の健康診断ではやらない項目まで網羅していますから、珍しい病気や初期のガンなんかもわかる可能性が高いです。

その代わり自費なので金額が高いのがネックですけどね。安いと8万円くらいですが、あらゆる検査を全部やったら100万くらい?

人間ドックの値段がピンキリなのは、どこまで調べるかの検査項目数に違いがあるからです。

私がやるなら血液検査、心電図、上下内視鏡、ガン検査、ピロリ菌検査、頸動脈、胸腹部エコー、頭部MRI、辺りかな。

そこまでやらないにしても、定期的に健診は行った方がいいですよ。特に30代以降の方…

日本人の死因トップ3

日本人の死因のトップ3って、毎年ほぼ固定なんですよ。

脳血管疾患、悪性新生物(ガンのこと)、心疾患が不動のトップ3で、トップ5だとこれに肺炎、老衰。続いて腎不全、アルツハイマー型認知症なんかが食い込んできます。

平成22年人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jp)より引用

逆算すると、リスクの高い順に検査した方が早期発見、早期治療につなげられる可能性が高いということです。

脳のMRIやCT、がん検診、心電図やエコーなどの心臓周りの検査はやった方がいいってことですね。

後はお好みで肺、腎臓、認知症リスクの検査までやれば死因トップ10につながるような疾患は網羅できると思います。

仕事で脳血管疾患の方は沢山見てきましたが、脳梗塞や脳出血で体にマヒが残るとその後の人生は一変します。めちゃくちゃ大変です。

多いのが半身マヒといって、体の半分が全く動かなくなります。

自分の意思では動かせないので、移動、食事、排泄、着替えも全部人の力を借りないといけません。

一度マヒになるとリハビリしても元のようには戻らないので、まず発症させない、予防が大切なんですね。

40歳超えたら毎年ガンの検査と脳の検査は受けようと思ってます。

さて、今日は検査について書いてみました。

みなさんも私と同じ検査大好きマンになりましょう!とは言いませんが、必要な検査はきちんと受けるようにしていただきたいですね。

病気は発症前の予防が本当に大切なんですが、日本では予防医療の考え方はあまり普及していません

日本には国民皆保険がありますし、予防医療は病気になる前段階なので、保険が適用されない事も大きな原因の1つだと思います。

今後は高齢者が爆発的に増えて医療費もバカにならない(すでに破綻気味ですが)ので、国も予防医療を推してくると思うんだけどなあ。

そんなことを思いながら、今日もボロボロの体でなんとか生きながらえています。

それでは。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

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